1年を振り返り 物を伝える上での大切なことを改めて考察しました

  • 仕事に役立つ豆知識

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明けましておめでとうございます

このブログをお読み頂いている皆々様 本年も何卒宜しくお願い致します

 

 

というものの、このブログを書いている今はまだ年明け前の暮れで 一人パソコンに向かっております(笑) このブログを読んで頂いている皆様は2015年はどんな年でしたでしょうか?

 

私は先日、会社の中で2015年を1月ごとにニュースを取り上げ各自振り返ってみるという機会が有りました。みなさんはやったこと有りますか?私は思い出す限り今まで1年を1月ごとに振り返るということはやったことがないように思いますが、これがやってみると意外と思い出せない。。。 大きく印象に残る経験はそれこそ3つ程で大体これぐらいの時期だったような,,,そんな感じです。体験したその当時はその体験に対して様々な感情や思いが働いていても、時はその印象も薄れさせてしまうのだと 振り返ることで改めて実感をしました。

自分の事でさえそんな感じなのですから、他の人の事はその印象や記憶も自分が思っているより以上に曖昧だったり事実とは少しづつ異なってくるのはむしろ当たり前と考えて良いかもしれません。

 

 

プロの物の伝え方とは

 

振り返りの作業を行って改めて認識出来たことから、こんなことを考えてみました。

以前 会社内で”プロとは”というテーマの会話の中でこんな話が出ました。プロと言ってもあくまで皆人であるから風邪も引くし気分が優れないことも勿論ある。時として、プロで有るからには体調管理が出来て当たり前。風邪や体調を崩すのはプロとして失格 半人前であると,唱える人がいますが,,そんなこといっても風邪を引く時は引きます(笑)じゃあそんなことを声高に謳う人は、あなたは絶対に風邪を引かないと体現して欲しいものです。まあ 有り得ませんが。

 

話は少しそれましたが、そのテーマの話の際、弊社の社長が発したこの言葉が今でも心に留まっています

”プロとは体調やコンディションを一定に保つことも勿論大切ですが、それよりも、体調やコンディション または場所や相対する人など状況はその時々で例え違えども常に一定のパフォーマンスをお客様に提供出来る人だと考えます”

今でも時折この言葉を私は思い返します。そしてこのことが何よりも大切でそしてとても大変なことだと、実践を心掛ければ心掛けるほどその難しさを痛感します。私の日々の感覚の中でもその時々のモチベーションや気分の浮き沈みは少ない方だと思っていますが常に一定とは難しいものです。

仕事に対して言えば、物の伝え方 プレゼンを行う際の内容は元より その口調や抑揚 目の熱の籠り方などそれぞれが全て伝えられる側にとっての情報となります。

冒頭の振り返りの話の際にも触れましたが、人の記憶は得てして大抵が曖昧で。何かを伝える側与える側にとっては自分が思っている以上に人はそんなにその事に気を留めてないし大概の事は時が経てば忘れてしまう。そんなもんだと常に気を配らなくてはなりません。

ですが自社の商品をお客様に提案差し上げる場合 その商品を初めて提案する際なんかは 最初の内は勿論張り切って提案をするかもしれませんが同じ商品は何十回 何百回それこそ何千回も繰り返し行う場合も少なくありません。そんな時人より誰より真っ先に自分がその提案に飽きてしまいがちですが、提案される側にとっては例えそれが提案する側にとっての何百回目であっても相手にとってはそれが”初”であり”全て”ということ。

 

体調や気分に限らず、一定のパフォーマンスを行うにはこうした慣れにも注意が必要なんだと思います。説明の際、その相手は”多分分かっているだろう” ”覚えているだろう”という自分本位の勝手な想像で”あれ”とか”あの時の”とか業界用語や固有名詞を安易に用いてはいませんか?

人に正確に伝える。ましてやそれを印象良く 記憶に留めて頂く為には常に心と頭でお客様と向き合っていなくてはなりません。

2016年新たな年となりました。新たな目標を立てることも勿論ですが。今まで行ってきたことを振り返りながらよりプロとしての高みを目指していきたいな そんなことを思いながら益々励んでいきたいと思います

 

今年1年も何卒御付き合いの程宜しくお願い申し上げます