インフルエンザ。予防していてもかかってしまった時は・・・

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おはようございます~ ヾ(o´ヮ`)ノ ☆彡 丸安毛糸 事務の小椋です^^♬

またまた今年もインフルエンザが流行って来ましたね(-“-)

私はインフルエンザにかかった言がないので、その苦しみが分からないのですが、今年友人のご家族が順番に掛かってしまい大変だったようです(>_<)

ひとくちで”インフルエンザ”といいますが、風邪とどの様に違うのでしょう?

インフルエンザとは、インフルエンザウイルスによって起こるウイルス性呼吸器感染症の事です。世界中で、全年齢にみられる普遍的で最も頻度の高い重要な病気で、小児と高齢者で重症化しやすいとされています。流行の規模は一定ではありませんが、毎年冬季に流行がみられ、学級閉鎖の原因や、高齢者施設における施設内流行の原因にもなります。

 種類としてA・B・C型のインフルエンザウイルスがありますが、臨床的に問題になるのは、A型の2亜型(Aソ連型とA香港型)とB型です。2009年春には豚由来の新型インフルエンザウイルスA型が出現しました。このウイルスはその後世界中に広まり、WHO(世界保健機関)は6月にパンデミック(世界的大流行)の宣言をしました。日本においても同年の秋から冬にかけて、小児を中心に非常にたくさんの方が感染しました。インフルエンザはヒトの鼻咽頭で増殖したウイルスが、飛沫感染でほかのヒトの鼻咽頭の細胞に感染して発症します。

いずれの型のインフルエンザも1~3日の潜伏期をへて、悪寒を伴う高熱、全身倦怠感けんたいかんを伴って急激に発症します。鼻汁、咳せき、咽頭痛などの呼吸器症状や、吐き気、嘔吐、下痢などの消化器症状を伴うことが多く、頭痛、関節痛も現れます。筋炎を起こすと筋肉痛が生じ、下肢の場合は歩行困難になることがあります。

インフルエンザの主な症状

インフルエンザの主な症状

症状の程度・持続期間は、流行ウイルスの種類、年齢、過去の罹患状況などによってさまざまですが、合併症がない場合、1週間~10日以内に軽快します。発症した場合の重症度は、ウイルス側の要因(前回の流行からの期間やウイルスの変異の度合い)と、個体側の要因(感染歴や免疫状態)などによって決まります。

 乳幼児は初感染であることが多く、成人に比べて重症化しやすく、また高熱による熱性けいれんを起こすことがあります。細菌性の肺炎中耳炎の合併があると高熱が続きます。

やはり、インフルエンザにかからないための予防が大切となってきますね。

うがい手洗いは勿論ですが、他にどのような食べ物に予防効果があるのでしょうか?

水分補給するのには水よりもスポーツドリンクが良い様です。なぜならスポーツドリンクは水分と一緒にミネラルも一緒に補給できるからです。そして善玉菌を多く作り出す事が出来るヨーグルトなどを食べるようにしてみて下さい。なるべくカフェインは避けた方が良さそうです。

あとは意外なものに玉ねぎがあります。玉ねぎには、アリシンという成分が含まれていて、このアリシンに殺菌作用と抗ウイルス作用があります。因みにあの玉ねぎの独特の匂いの元は、このアリシンなのですがこの力強い殺菌作用と抗ウイルス作用を考えると匂いが強烈なのもうなづけますね。しかしこの玉ねぎも食欲が出て来てから食べるようにしてください。

インフルエンザの主な症状に高熱が出る事があげられますが、インフルエンザの症状は高熱だけではないのです。普通の風邪の症状も出てきますし悪寒や関節痛、筋肉痛や身体がだるくて何も出来ないといった症状も発生してしまうのですが、その中でも頭痛による酷い痛みも現れる事もあります。風邪と頭痛というだけでもとても辛いのに、インフルエンザの高熱に頭痛の痛みですから想像したくないですよね。

ではなぜインフルエンザで頭痛が発生してしまうのかその原因はプロスタグランジンなのですがプロスタグランジンって何?って感じのあまり聞いた事がない言葉ですよね。このプロスタグランジンとは
インフルエンザウイルスが体内に入ってきた時にウイルスをやっつける為に出て来るものなのです。インフルエンザウイルスをやっつける為に大量に出て来て、活発に活動することによって体に痛みや熱や腫れが出て来てしまって炎症を起こしてしまい頭痛や関節痛の症状が出てきてしまうのです。

インフルエンザウイルスをやっつける為に頑張っているプロスタグランジンが原因になっているのですね(^_^;)

インフルエンザの症状と頭痛がおこってしまう原因はわかりましたがでは頭痛を治すにはどうすればいいのかって事が大事になってきますよね。普通の風邪や頭痛の場合は市販の解熱鎮静剤などを使えばいいのですがインフルエンザの場合は違うのです。市販の解熱鎮静剤を使ってしまうと種類によっては別の症状であるインフルエンザ脳症やライ症候群といった副作用を起こしてしまう危険があるのです。インフルエンザ脳症とはインフルエンザウイルスを減らそうとして免疫が頑張り過ぎてオーバーワークしてしまって神経細胞や脳の組織をおかしくしてしまい、脳に障害が起ってしまったりいくつもの臓器の機能がおかしくなってしまう多臓器不全を起こしてしまいます。

そしてライ症候群とは肝臓の機能がおかしくなってしまい痙攣や嘔吐などが酷くなっていき意識障害をおこしてしまいます。インフルエンザ脳症もライ症候群もあまり聞いた事がない言葉ですがとても恐ろしいと言う事はわかりますよね。なので熱が出てきて頭痛がする時はまず一番最初にしなくてはいけない事はインフルエンザなのか普通の風邪なのか見極めなければいけません。

インフルエンザの症状については最初にも書きましたが38度以上の高熱が一気に出てきます。なのでインフルエンザによる頭痛の場合は、出来るだけ自己判断で市販の解熱鎮痛剤は使用しないでください。といっても物凄く痛くて辛い頭痛なのでじっと我慢する事が辛い場合は水枕や冷えピタなどで冷やしてください。熱や腫れは、血管が拡張されて血液の流れが早くなってしまっているのでそれを抑える効果があります。そして病院で貰ったインフルエンザの薬だけを飲んで、そのまま自然に治っていくのを待っているのがいいのです。

どうしても頭痛が痛くてどうしようもない場合は、インフルエンザの薬を貰った病院に行って相談して適切な薬や治療を行ってもらってくださいね。

「ちょっといつもの風邪と違うな?」と感じたら自己判断せず、キチンと医者に行って風邪なのかインフルエンザなのかを見極め適切な処置をすることが一番大事なのですね。

私も「インフルエンザかかったことないから」と過信せずに「おかしいぞ?」と思ったらすぐに病院へ行くように気を付けます!!!!!