ニット 手編み編み出しの応用 ~1目ゴム編み目の作り方~
- 編み・柄
- 投稿日:
- 2017/5/8
- (更新日:2020/6/27)
皆さまこんにちは! 畑中です。
そろそろ展示会が始まる時期ですねーー
お客さまの中には来年のA/Wの企画出しを始める方もいらっしゃると思いますが
最近手編みのご依頼が非常に多いですね。
そんな経緯があり今回は手編み編み出しの応用「1目ゴム編み目の作り方」をご紹介したい思います!私も店頭などで手編みの商品を拝見したりしますが、意外にこの仕様で手編みの商品をあまり見ないように感じます~ちょっと編み出しで違いを付けてみるのもおもしろいかと思います!
- 1目ゴム編みの作り方
- 特徴・注意点
- まとめ
1目ゴム編みの作り方
まず表目から作ります。
針を下から回し1目作成します。手前の短い糸(糸端)が手前に来ている状態です。
次は裏側から針を回し真ん中を通します。
はい!裏目が1目出来ていますね。
今度は短い糸(糸端)が裏側に来ているのことを確認して、今度は手前から針を回します。
また真ん中を通りを、長い糸にかけます。
表目・裏目を交互に編んでいきます。
そして、必要な目数を出来ましたら針を裏返しにして下さい。
表から表目で編んだものが裏側では裏目になり
表から裏目で編んだものが裏側では表目になっています。
裏から見た時に裏目はすべり目で編み、表目は表編みで編んでいきます。
それを3段繰り返していくと、1目ゴム編み出しが完成します。
注意点・特徴
1目ゴム編み出しだとキックバックがしっかり入ります。
その為、袖口や裾口などでより伸縮性が求める際に使用すると◎です。
ちなみに下記の写真が間違って作成したものです。
編み出しの1段目が裏目が表になっております。
これだとゴム編み出しになっておらず伸縮性がない状態です。
まとめ
如何でしたか?
自動機の商品ではこの編み出しは当たり前かもしれませんが以外に手編みでは非常に少なかったりします!そんな点で付加価値つけるのもおもしろいかと思います!!
ではでは今回はこの辺で失礼します~