今更聞けない総合混率の計算方法。忘れちゃった方必見!

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こんにちは。新入社員の田沢です。
この頃段々と涼しくなりつつありますね^^僕は暑いのがとてつもなく苦手なのですごく助かります(笑)
一番の理由は涼しい方が色々と重ね着できてオシャレできるからなんですけどね^^;

さてさて本題に入りましょう。
今回は・・・・・少し眠くなるかもしれません(笑)
でも!!知っていて損はない情報ですのでここで少し勉強していきましょう!!

総合混率について

総合混率とは製品に対しての混率の事を言います。
例えば、その製品に対してA糸のみを使った場合はA糸の混率がそのまま製品の総合混率となります。しかし素材違いで切り替えたり、配色を加えた場合にはこれは適用されません。なぜならA糸やB糸、C糸のそれぞれの素材が違うためです。(すべて同素材の場合はその混率が適用されます。)
聞いている分には少し面倒で難しい印象があるかもしれませんが、実際の所はとても簡単にこの数値をだす事ができます。

総合混率の出し方

まず計算する前に必ず知っておかなければならないのが、
①製品の目付
②その製品で使用した糸量
上記2つです。
(何素材も使用しているのであれば、それぞれの糸量が必要になります。)

製品目付200G
A糸 WO100% 目付150G
B糸   WO50% AC50% 目付各50G だった場合

計算式 : (糸目付÷製品目付)×混率

A糸 : (150÷200)×100=75%
B糸 WO : (50÷200)×50=12.5%→13%
B糸  AC : (50÷200)×50=12.5%→12%

※今回はWOOLの割合が多かったためB糸のWOを切り上げてACを切り下げました。
もしACの方が多ければACを切り上げます。

WO=88%
AC=12%

となります^^b

最後に

いかがですか?
思ったよりは簡単じゃないですか?
ここで覚えておいて頂きたいのは、混率=総合混率ではないという事です。
これを知っているのと知らないのでは全然違うはずです!!
計算式は覚えていなくても大丈夫です。
「あ、そういえばどうやって計算したかな?」
っていう時にまたこのブログを見に来て下さい^^

眠らずに最後まで見て頂きありがとうございました(笑)
また次回をお楽しみに^^/