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(4/6日東京都渋谷区にて撮影)

寒い間は早く桜が咲くのを、今か今かと待ち望んでいましたが、東京では咲いたと喜んでいたらあっという間に終わってしまいました。

次は藤の番ですがすでに花がほころび始めています。え~早すぎじゃないの、東京では4月の終わりから5月の初めが満開で、ゴールデンウィークに藤祭りで開催され、藤の名所には多くの方が見に訪れます。つつじの花もちらほら咲き始め、こちらも例年より開花が早いようです。

こんにちは丸安毛糸の田崎です。今回はお忘れになった方や特に新入社員の方に読んでいただきたく、繊維原料と染色につかわれる染料の組み合わせに付いて書いて行きますので、最後までお付き合いをお願いいたします。

目次

  • 目次1 繊維原料の種類(天然繊維と化学繊維)
  • 目次2 染料の種類と染色できる原料
  • まとめ

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繊維原料の種類

天然繊維  植物繊維 (綿、麻)
動物繊維 (ウール、カシミア、モヘア、アルパカ、アンゴラなど)
繭繊維  (シルク)

化学繊維  再生繊維 (レーヨン、キュプラ)
半合成繊維  (アセテート、トリアセテート、プロミックス)
合成繊維 (アクリル、ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン)

 

染料の種類と染色できる原料

酸性染料  ウール、カシミア、モヘア、アルパカ、アンゴラ、シルク、ナイロン

反応染料  綿、麻、レーヨン、キュプラ

分散染料  ポリエステル、アセテート、トリアセテート

カチオン染料 アクリル

 

まとめ

原料が100%の糸やウールとナイロンの原料を組み合わせた糸などは、1種類の染料で染めることが出来ます。

最初の写真は、一本の糸(変わり玉ノット)を構成するのに、ウール糸とアクリル糸を交互にノットを作りナイロンで押えています。
それぞれの原料を染める染料も違いますので染め分けが可能になります。また、色を合わせ無地にすることも可能です。

繊維の原料と染料の組み合わせを知って頂くことにより、無地染やトップ調の染、杢染めが可能です。

今回はニット製品に多く使用をされる原料の、染色染料(染色性が良く多く使用をされている染料)に付いて書かせていただきました。

今回も最後までお付き合いを頂きありがとうございました。次回もよろしくお願いいたします。

記事を書いた人

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田崎 一秀

東京都墨田区、スカイツリーの近くで生まれ育ち、現在は埼玉県三郷市に移り住む
趣味は草野球とヘラブナ釣りで、草野球歴は39年、走るのが辛くなりました。最近は近所の川での釣りをすることが多くなりました。
昭和33年生まれ、牡牛座のAB型

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