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こんにちは

丸安毛糸の寺尾です。

去年より暖冬やなぁと個人的に感じておりますが、皆様はどう思いますでしょうか?

一応ヘビーアウターを着用できるほどの気温下ではありますが、店頭の冬物の売れ行きがあまり芳しくないといったニュースを見かける点はなかなかアパレル業界にダメージが与えられているようです、、、

消費者側も何をどのタイミングで買えば良いのか判断が難しい中ではあります。

なので、今回は通年素材で展開しているベンソロの糸について書いていきたいと思います。

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素材について

キュプラ60%、ポリエステル40%という混率です。

まず、キュプラとはなんぞや?スーツの裏地に使われるケースが多い素材というイメージを持たれている方は少なくは無い様に思います。

コットンリンターという綿花を採取した後の綿実の表面に付いている2-6mm程の繊維の事です。

https://diacleaning.com/blog/cupla/からお借りしております。

この繊維を特殊な溶液に溶かして製造される素材がキュプラです。

その様な製造方法をしていることから再生繊維として、環境配慮やエコ的な視点でも謳える素材です。

特徴としては

・吸湿放湿性がある

・静電気が起きにくい(裏地に使われる理由)

・柔らかく、ドレープ性がある

ちなみにこのキュプラを世界で唯一製造できるのが、日本の旭化成様のみであるのは凄いですよね、、!!!

商標名はベンベルグであり、ベンソロのベン部分がこちらから由来しております。

ポリエステルサイドの素材は「ソロテックス」です。

帝人フロンティア様が開発した素材で特徴としては

・柔らかな質感

・形態安定性(ストレッチ性)

形状安定性についてもう少し説明すると、要は螺旋構造をしていることからバネを想像していただくと理解が早くなるかと思いますが、縦方向に伸びる事が要因となっております。

これがポリウレタンのストレッチ性とは違う点であり、また素材がポリエステルであることから経年劣化が比較的遅いというおまけ?の特徴も併せ持っております。

これら二つの素材の頭文字をとり、「ベンソロ」という糸が開発されました。

製造方法

一般的な撚りによる製造方法ではなく、エアー混繊という手法が使われております。

要はキュプラとポリエステルの繊維がナノレベルの点の世界で結合して、一つの糸となっております。

この事による特徴としては目面の綺麗さです。

一般的な撚糸、撚りを加えられているものは捻りが生じていますが、このエアー混繊という手法を用いると極めてストレートな糸が製造されることから、例えば天竺編みなどで編み地を作ると一般的な撚糸の糸より格段に目面が綺麗になり、ベンソロの1番の特徴です。

https://www.maruyasu-fil.co.jp/departments/monteluce/yarn-collection/689

ベンソロの商品説明や、製品画像などは上記のURLよりご覧いただけます。

また、この製法をとることによって劇的までいかずとも製品が軽く仕上がりやすいというメリットもあります。

撚りを加えたものと比べると密度が低い、糸を締めている構造ではない事から空気を多く含む形状になっている為です。

要はこのベンソロと全く同じ混率、番手の撚糸物の糸を単純比較すると、比較的に軽く上がるという事です。

まとめ

本数取りによって厚さを変えられる+とても目面が良い製品に上がる特性上、幅広い企画に対して相性の良い糸です。

是非、一度こちらのベンソロを使ってみて下さい!!!

ちなみに、スターウォーズ好きの方からするとベンソロと聞くと、「?!」って反応する方がいると思います。

私も絶対スターウォーズが由来の名前だろうと思い、スタッフに確認した所、全く関係ありませんでした。

しかし、奇遇にもベンソロが開発された年とスターウォーズの最後の映画が公開された年は一緒である、という豆知識をここに記し、今回の記事を締めくくりたいと思います。

記事を書いた人

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寺尾亮太

素材部の寺尾です。
テニス、サウナ、映画、キャンプが大好きです。
ブログでは自分の趣味を絡ませながらニットについてご紹介していこうと思います。

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