再来日決定!ポールマッカートニーのフェアアイルセーターを見て感じたこと

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こんにちは、佐野です!

 

つきに決まりましたね!!

ポールマッカートニー再来日公演!!!!

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チケットの申し込みは済みましたか?^^

昨年5月、国立競技場の物販に並んでいるときに流れた公演中止のアナウンス、、、、

テンションダダ下がりで飲みに行ったあの日が忘れられずにいました、、、

 

 

中止のチケット。。

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みんな帰るところで記念に。笑

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今度こそは無事に開催してほしいですね!!!!

ポールおじいちゃんの健康を祈るばかりです。

 

ザ・ビートルズのポールマッカートニー

さて、みなさんよくご存知かと思いますが、ポールについて簡単に。

 

“ザ・ビートルズ”

 

日本でも最も有名なロックバンドのひとつですね!!!

ジョン・レノン、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スター、そしてポールマッカートニー。

みんなかっこよすぎです!!!

またひとりずつ紹介できたらと思っています!

 

今日はポールマッカートニー!!!

サウスポースタイルのベースが印象的です。

ヘフナーの500-1。

これもまた憧れの1本ですよねーーー!!!!

かっこよすぎます。

ポールはジョンと同様に多くの名曲を生み出しており、“レットイットビー”“マジカルミステリーツアー”“イエスタデイ”などは特に有名ですね。

未だに現役を続け、70歳を超えたそうです。

まだまだ頑張ってもらいたいですね!

 

ポールマッカートニーも着たフェアアイルセーター

ビートルズが活躍しまくっていた60年代後期、その時代のロックンローラーがこぞってフェアアイルセーターを着用していたようです。

ポールもその魅力に魅せられた一人。

マジカルミステリーツアーの頃の写真も残っていました!

実は以前も少しご紹介したことがあり、

皆が愛していたのはジェミーソンズ製だったであろうと書かせて頂きました。

 

 

ジェミーソンズのフェアアイル。

最高ですよね!^^

 

前回はブランドのご紹介で止まっておりましたが、

もう少し踏み込んでみます。

 

 

フェアアイルセーター

セーターやカーディガン、帽子にマフラー。

今となってはニットアイテムはあらゆるデザイン・用途で生産されていますが、“編物”・“セーター”にはとても暖かな歴史があります。

所謂、伝統ニットと呼ばれるもの。

カウチンセーター、アランセーター、そしてフェアアイルセーター。

日本で言うところの、和服と同じような感覚で歴史を持ったセーターが多く存在します。

織物のタータンチェックなんかもきっと同じ類ですよね。

上のそれぞれの地域やストーリーを知ると、海沿いや雪の多い地域などにおいて、漁師や狩りを家業とされる人々の間で築かれてきた伝統だと気づきます。

羊の育て方から紡績方法、また、棒針の編み方もそれぞれの地域で異なりますが、

各家庭(家系)ごとの柄を持ち、家族揃って着用し、また、母が子へと編み方を伝え続ける伝統技術は全てに共通しています。

カウチンセーターは民族に伝わる神話を元に柄を構成し、50年着用、また耐えられるようにと。

アランセーターは海の旦那たちの身の回りにある必需品を地柄で表し、たとえ海で不幸な事故にあってもセーターが浮いて来れば誰かと判定できるように。

フェアアイルが多色使いでとても繊細な柄を構成し、王族までもが着用する。

もしかしたら、ニットとはいえ、“正装”という役割もあるのかもしれませんね。

そしてもうひとつ面白いことは、それぞれの伝統セーターが現在はファッションブランドとして成り立っているということ。

ジェミーソンズ、カナタ、インバーアランなどは一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

日本でも多くのブランドがコラボし、現在の解釈の元、かっこいいセーターを作り続けています!!

ポールの綺麗な赤が主役のフェアアイルセーター。

本場ブランドとコラボして完璧に再現するのも面白そうですが、日本の技術のみでも十分可能なような気がします!

英国羊毛混の糸、ミドルゲージで編むシングルジャカード。

時にはこんなストーリーも気にしながらニット作りもしていきたいですね。

ポールマッカートニーの再来日の報を聞き、そんなことを考えた一日でした。

ではまた次回^^