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こんにちは〜
丸安毛糸の田沢です。

梅雨ですね〜
先日お客様から折りたたみ傘をお土産に頂きましてすごく重宝しています^^
なんか、雨なのに気分が上がります!!
ありがとうございました^^/
大切に使わせて頂きます!!

さてさて〜
今回は弊社の展示会で何名かの方から質問がありました、

・ニットってどうやって編まれるの?
・そもそも天竺ってなんですか?
・天竺とかってどんな特徴があるんですか?

といういくつか質問を頂いたので、ブログでも答えていきます^^

 

目次

・ニットの編まれ方
・ニットの基本組織の特徴
・天竺
・リブ
・ガーター

 

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ニットの編まれ方

皆さん下記画像の物をご存じですか?

名称未設定-1

これは「べら針」といいます。
この針の仕組みを簡単に説明すると、「べら」と呼ばれる部分と「フック」と呼ばれる部分が作用し合い、
ループを形成していく仕組みになります。

 

どのように編み目が作られるのか言葉で説明するのは難しいので少し図解します^^;

201506102009_0001

 

 

この様に①〜⑤の動作を連続して行う事により一つの編地、セーターが完成します^^

 

ニットの基本組織の特徴

まずニットの基本組織はご存知でしょうか?
基本組織は全部で3つあります。

①天竺 別名メリヤス

②リブ 別名ゴム

③ガーター 別名パール

 

①の天竺はこんな編地です〜

写真 2015-06-16 18 52 01

 

よく見かけますよね!!
特徴としては一番さらっと軽やかに仕上がります。
また、上下が表側にロールし、左右は裏側にロールします。この特性を編み出しなどで使えばデザインポイントにすることもできます^^

因に図解するとこうなります。

201506122024_0001

天竺は片方の針(前ベッド)のみ使用するので、一番単純な編組織です。

 

②のリブの編地はこんな編地です〜

写真 2015-06-16 18 51 49

 

こちらもよくみかけますよね^^
編み出しの裾や襟などに多く用います。
特徴としては左右の伸縮性が一番強い編になります。なので、裾や襟など「ッキュ」とさせたいときに使うのが一般的です。

リブ図解するとこうなります〜

総

天竺とは違って両方の針を使っています。
前ベッドろ後ろベッドを使用することでリブ目を形成できます。
因にこれは1×1リブ(1×1針抜き)

それではこちらは何リブでしょうか〜?

1x1

さほど違いはありませんよね?
でもさっきとは違い、針を全部使っているのがわかりますか?
これは「総リブ」といい、1×1リブよりも伸縮性は落ちますが、しっかりとした編地になります〜

 

③のガーターはこんな編地です〜

写真 2015-06-16 18 52 34

 

こちらはどうでしょうか?よく見かけますか?
特徴はやっぱりこの目面ですね。横地に畝が現れます。
編の特性上横に広がりやすいので、幅の大きい製品などに使うとばっちりです^^

こちらを図解するとこんな感じです。

あ

天竺とも、リブとも違いますね。
ガーターの編地をよ〜く思い浮かべて下さい。
横に畝(凹凸)がありますよね?
あれは、表目と裏目が段数毎に切り替えて編まれる事により、あのような凹凸を表現することができます。ですので、編まれる時には前ベッドと後ろベッドを切り替えて編まれるのです^^

 

最後に

如何でしたか?
展示会を経て僕自身皆さんがわからないと思っている事を直接聞けたので、改めて気づく事が沢山ありました。
展示会はこういったお客様との触れ合いも出来るので楽しいですね^^
次回はべら針についてもう少し詳しく説明したいと思います!

では〜

記事の内容やニットに関することは、お気軽にお問い合わせください

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丸安毛糸 編集部

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記事を書いた人

アパレル会社・企業向けにセーター用の糸と製品の販売を行っている丸安毛糸株式会社です。
素材セレクトから、製品化に至るまで、トータルでサポート致します。
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