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夏休みもそろそろ終盤に入るころ、陸から海へ吹き込む風オフショアが入りはじめ、秋の気配を感じさせるCHIGASAKI

おはようございます。丸安毛糸の福田です。

今朝のポイントは裏パークから、サイズは胸から肩ナチュラルスタンスには、まずまずの波

先輩に勧められはじめたサーフィン、気が付けばあれから40年にもなるんですね。

んーーーーキャリアだけは長い(笑)

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そして、夕方には台風13~14号がもたらしたうねりが、セットで入りグッドコンディションに!! 目の前に現れた波に乗る。とてもシンプルだけど、無心になれる奥の深いスポーツですね。

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先日ふと思ったことが、なぜ天然素材は伸縮性に優れているのか? もちろん合成繊維であるポリウレタンやポリエステルを用いれば、なんなく伸縮性を高めることができるのですが、環境にも配慮し、より自然で、よりシンプルで、それでいて着用感がよいニットとは。そんなことを感じ素材の特徴と、ニットならではの機能について簡単にまとめてみました。

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ナチュラルストレッチとは!?

もともと原料自身にある程度伸縮性があるもので、天然素材ウールや綿が代表的である。
ウール繊維にある、クリンプ(縮れ毛)形状が、伸ばしてももとに戻る力が働くので自然なストレッチ効果がある。
綿の場合は、ウールと違ってクリンプは存在しないが、繊維が長く水分を含むと膨らみ乾燥すると縮む効果がある。

更に伸縮性を上げる加工が撚糸することです。 糸に適度な撚りを加えることで、ストレッチ性能を高める事が出来ます。

よいニットの見分け方とは!?

そもそもニットは、ループ編成され編まれているので組織そのものが伸縮する構造であるが、素材の伸縮性を最大に引き出すには編成されるゲージや度目に、糸の太さ番手が適正かがポイントになるところである。

 

では実際に製品を手に取り試してみましょう!

(素材ラムウール100% 2/48 16GG天竺編み) 力いっぱいにこれでもかと伸ばしたところです。

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見事に復元されてますね。伸びもさることながら、弾力性も加わっていてバランスがとれている。

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そして素材のもっちり感までも伝わってきます。

 

次は(綿80%シルク20%18GG天竺編み) 同じように引いて、、、、、

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ぱっと放すと、、、このカーディガンも伸縮性を考えしっかり作られているのがわかります。

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さらに次は(綿100% 14GG天竺編み) 同じようにぎゅっと引っ張って、、、、、

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ほぼ元に戻りましたね。

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番外編(モール糸 綿70%ナイロン30% 5GG天竺編み)でも同じようにグイッと

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やはりモール糸は短く糸をカットしナイロン糸を巻き付けるので、もともとの伸縮性が弱いようですね。

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縦方向に引いて整えてあげれば元には戻りますが、ファンシー素材は糸形状に凸凹があり均一ではないので、編成される編み目ループ間の滑りにも伸縮性に関係があるようです。

まとめ

よいニットの見分け方とは、素材そのものがもっている伸縮性を理解し適正ゲージ度目で編成する。最後に風合い出し加工を施し、編地をリラックスさせ膨らみを持たせることで、伸縮性を更に高める効果があるので、着用時の着くずれ、ダレ感も解消されるので、いつでも自然体でいられます。

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