スポンサードリンク

IMG_0175

皆さんこんにちは、丸安毛糸の中谷です。

9月に入り、涼しい日々が多くなってきました。

こういう季節にピッタリの場所が、上記写真の場所になります。

愛犬のいる私は、いつも外のテラスを使用していますが、

イチョウ並木の景色がとてもきれいで、つい時間を忘れて長い時間を過ごしています。

そんな時、愛犬のしているリードにふと目がとまり パピー(子犬)の頃から

今日まで使い続けているリード以外は使いたくないな~と思いました。↓ ↓ ↓

IMG_0342

 

そう思う理由は、このリードをして旅行にいった思い出や

初めて散歩したときの、思い出等がつまっているからです。

同じように、仕事(ニットつくり)を通して、思い出すお客様との事も

いくつもあるな~と思いました。

今回はニットを通して、あるお客様との思い出をお話したいと思います。

 

スポンサードリンク



ニット作りをとおして思い出すお客様との事

IMG_0064

 

それはニット作りの中で起きたクレームからの話になります。

もう、十数年前にもなりますが、展示会サンプル作りにおいて

お客様の意図したサンプルに、何回も繰り返し作っても上がらない事がありました。

私自身のニットに対する理解度が、足りなかった事もそうですが

一番の原因は、この程度のサンプルの完成度で良いんだ。という

自分本位な思いが、全てサンプルに表れていた事だということです。

最終的にはサンプル期日が迫ってきて、お客様が海外出張にいく

朝の空港にまで打ち合わせに伺うといった、大変迷惑な状態にまでなってしまいました。

そんな状況の中で、お客様の思いの詰まった言葉が、今でも心の中に残っています。

料理をつくる事と仕事の進め方は共通する。という言葉です。

材料には下ごしらえする順番が決まっていて、火を通している間に

例えばスープ作りをしたりと同時平行した手順も必要であり、

また、完成された料理を想像しながら逆算して手順を踏むことで

自分の思っている料理が、完成するという内容でした。

話を聞いた時は分からない事でしたが、それ以後、仕事を通して少しずつ理解が

深まってきたと思います。

また、この経験を自分だけでなく、周りのスタッフにも伝えていくことで、

その経験を何倍も意味のあることにしたいです。

最後に。

実は1年ほど前にお客様と、当時とは別のブランドで仕事をする機会が出来ました。

この事を覚えていらっしゃるかはわかりませんが、教えて頂いた

料理をつくる事と仕事の進め方は共通するという言葉を思い

お客様との仕事の中で実践するようにしたいです。

それでは次回また。

記事の内容やニットに関することは、お気軽にお問い合わせください

アバター画像
中谷 恒夫

お問い合わせ

記事を書いた人

1970年11月30日生まれの いて座
プライベートの時間は 愛犬のクリーム(キャバリア)と一緒に過ごしています

BLOG TOP

スポンサードリンク