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皆さん、こんにちは~。丸安毛糸㈱ 織田です。いやいや~~毎日暑くて溶けちゃいそうですね~(^_^;)
皆さんは何か暑さ対策や日差し対策はされてますか??実は私もこの夏から日焼け止めを愛用しています。最近、紫外線に弱く肌が炎症を起こしやすくなっちゃいました。

では本題に入りたいと思います。

デニット10

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2014~2015 SS.AWのニット注目素材を紹介します!

皆さんは『ニット.デ.ニット』ってご存知ですか?

『ニット.デ.ニット』糸とは、一度編んだものを解除(解いた)した糸になります。つまり一度編みたてる事によりできた縮れや凹凸感の有る糸をそのままの状態で使用する事によりクリンプの効いた嵩高な表面変化のある編地を作る事が出来るのです。

今回紹介する素材は「ブランデニット」(綿69% ナイロン31%)です。

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通常『デニット』に適する素材はセット性の良いポリエステルやトリアセテートなのですがこの「1/60ブランデニット」は天然素材の綿を中心としている為とても軽くて肌触りも優しいんです。

では実際の『ニット.デ.ニット』を作る工程を観てみましょう。

①まずは綿ナイロンの生地糸で筒状に編立ます。

デニット3

②次にこの筒状に編んだ糸を染色します。かなり縮んでいるのが判ります。

デニット5

③次はこの染色された筒状の糸を端から解除(解く)しなかがコーンアップしてゆきます。

デニット6

④解除(解いた)してコーンアップされた状態ですが、かなり糸に縮れがでて凹凸感がはっきりと見られます。

デニット7

 

⑤このコーンアップされた糸で編んだボーダーの編地ですが、ストレートな綿100%(紺、赤)の部分と比較すると全く形状が違っているのが判ります。

デニット4

 

まとめ『ニット.デ.ニット』とは

この様に『ニット.デ.ニット』糸を使用す事により、とても表面変化のある編地を表現する事が出来るのです。このボーダーの様にストレート素材とあわせても良いし、また袋ジャガードなどで編んでもとても表現力が豊になって色々な編地のバリエーションが楽しめます。是非これからの企画に取り入れてみて下さい!

私の大好きな迷彩柄もこの通り表情豊かになってとても好評なんです。

デニット1デニット2

注意点:『ニット.デ.ニット』糸はコーンアップされた状態で長期の保存が出来ません。編立を開始する間際でコーンアップをして使用下さい!!

素材.製品.取扱い方法など詳しくはこちらまで>>>

ではまた~(^^)/

記事の内容やニットに関することは、お気軽にお問い合わせください

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織田 博史

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記事を書いた人

皆さんがワクワクしながら楽しいニットを作れる様、日々素材開発をしている
ヤーンイマジネイターの織田と申します。
皆さんと一緒に常に新し事にチャレンジしながら数多くのヒット商品が生まれる様にお手伝いをしたいと思っております!(^^)!
素材の事なら何なりとお申し付け下さい
PS. 趣味は大自然と戯れるGolfです。

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