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ブータンと聞いて「国民総幸福量(GNH)」「幸せな国」というイメージを抱くのではないでしょうか。こんにちは、小柳です。

長く鎖国状態にあった国ですが、今では観光で訪れることも可能となり何年か前から行ってみたかったのですが、旅行代が高く金銭面で難しく諦めていました。しかし、今年は日本・ブータン外交関係樹立30周年記念とし6月から8月は少し安くなるという噂を聞きブータン行きを決行しました。ブータンは人も優しく昭和な日本の匂いが漂い、のどかな素敵な国でした。

今回は仕事と離れてしまいますが、ブータンについてご紹介しますので、お付き合いをお願いします。

 

目次

  • 雷龍の国・ブータンとは
  • ブータンの旅
  • ブータンの衣装
  • ブータンの見どころ一番の場所
  • 最後に

 

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雷龍の国・ブータンとは

ブータン1 画像はこちらからお借りしました。

 

ブータン王国は南アジア、ヒマラヤ山脈東部にあるチベット仏教を国教とする小さな国です。北は中国、東西南はインドと接しているのですが、なかなか場所がピンとこない人も多いかもしれません。地図上で見るとインドの右上にあるネパールの右隣にあります。人口は約70万人で、これは島根県や静岡市・岡山市と同程度の人口です。首都はティンプー(Thimphu)でブータン西部に位置し、近隣に現時点では唯一の国際空港があるパロの街があり、ブータン全体の1/5程度の人口がこのエリアに集中しています。

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ドゥルックエアー

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パロの国際空港

 

正式名称は「ドゥック・ユル(龍の国)」といい、「ブータン」の呼称は英語やその他言語で使われています。公用語はチベット語の派生言語であるゾンカ語で、国内の学校教育はほぼ英語で行われているため英語も一般的に利用されています(公文書などはすべて英語で書かれています)。 はた 1960年に制定されたブータン国旗。黄色は君主政治、オレンジは仏教を象徴していて、龍(ドゥク)は国そのものを表すシンボルです。

 

ブータンの旅

ブータンに行くには他の国とは違い特別なルールがあるのはご存知ですか?

ブータンへ行くにはビザ(査証)が必要です。そしてそのビザを取得するためには、現地ホテル+送迎車+ガイドさんなどを、政府に認可された旅行会社を通して手配し、日程やお客様のお名前などを申請しなければいけません。政府関係のお仕事などでない限り、航空券だけでは入国ができないのです。

また、外国人観光客がブータンに滞在する際には公定料金(1日当たりにかかる最低料金)200ドル/日(季節により異なる)が定められており、これには政府に支払うロイヤルティ及び税金、基本の食事代、ガイド代、専用車代、ドライバー代、宿泊費、各見学地の入場料が含まれています。 見学するお寺の数を増やしたりしても料金は変わりませんが、五つ星のホテルにアップグレードしたり、極端な長距離移動が組み込まれたりすると、追加料金がかかってきます。

私もルール通り旅行中はガイドさんとドライバーさんと共に観光という形でしたが、スケジュールにない所にも連れて行ってくれました。もちろん、公定料金を支払っていたので追加料金は一切かからなかったし、自由時間もくれて堅苦しくはありませんでしたよ!

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右2人が空港で待っていてくれた、私のガイドさんとドライバーさんです。

 

ブータンの衣装

ブータンでの伝統的なファッションとし男性は「ゴ」、女性は「キラ」という民族衣装を着ます。 今では街で、Tシャツにジーンズという若者も見かけますが、学校の制服も、オフィスでの仕事着も、野良仕事も、このゴとキラを着ます。(公的な場では着用を義務づけられているそーです)

 

男性の衣装は「ゴ」

日本の丹前に似た形の着物を、大きくはしょって、腰のところでケラという帯でとめ、膝の長さで着ます。

正装の場合は「カムニ」というスカーフをまといます。 このスカーフは国王はサフラン色(黄色)・首相はオレンジ色・一般市民は白色というように身分によって色が異なります。

ゴ 写真はこちらからお借りしました。

 

女性の衣装「キラ」

キ=巻きつける、ラ=〜するもの、という語源どおり、長方形の大きな布を、コマという留め具と、ケラという帯で、身体に巻きつけます。

上にはテゴという上着を着て、袖と襟元にはキラの下に着たウォンジュ(ブラウス)を折り返すのが正しい着方です。

キラ2

 

ブータンの見どころ一番の場所

それは、標高3000mの断崖絶壁の寺。チベット仏教の聖地「タクツァン僧院」です。 これこそ、ブータンに訪れたならば本物を一度は見るべき観光ポイントであり、ブータン人も一度は参拝したいと考えている場所です。

チベット仏教をブータンに広め、国内絶大な支持を誇っているグル・リンポチェ(日本でいう法大師のような存在)が虎にまたがり訪れた場所と伝えられています。その伝承から「タク(虎)ツァン(隠れ家またはねぐら)」という名前が付きました。僧院には3つのお堂があり、グル・リンポチェが瞑想したと伝えられる洞窟も残っています。

休憩しながら往復約5時間かかり、登りは空気も薄く苦しい時もありましたが、タクツァン僧院を目にした時には壮大で迫力があり感動ものでした。

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最後に

今の時期は雨季で雨も多いと言われていましたが、観光中は雨が降ることもなく快適に過ごすことができ、なおかつ田植えが終わり高台から見る棚田の緑の美しさは日常では目にすることができないものだったので、心に響きました。見るもの一つ一つが今の日本では経験ができないこともあったので、私にとって新鮮な旅となりました。

自分が興味を持って行動しないと知りえないこともあるので、「興味を持つ」という気持ちを忘れずに進んでいきたいと思います。

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小柳 美代子

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記事を書いた人

こんにちは。自由と自然を愛する事務の小柳です。
いつかは放浪の旅をしたいっ!です。

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