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こんにちは、佐野です!

 

去る6月29日はビートルズが初めて来日した日だそうで、今年で50年なんだそうです。

SNSやテレビのニューズでも話題になっておりました!

今年はリンゴスターの来日も決まりましたね!

昨年のポールマッカートニーの来日からも早1年、、、

初来日の時に20代だったポールも、僕が初めて見た昨年は72歳になっておりました。

 

4人そろって最初で最後のこの来日公演は、武道館を一気にミュージシャンの憧れの場所にしたそうです。

アリーナ席を設けずに開催したライブスタイルや後に大きな評価を受ける厳重な警備体制、
比較的静かなコンサートだったと言いますが、日本人は純粋に音楽を楽しんで演奏後に大きな拍手をくれる、とメンバーも大喜びだったとか。

このあたりも今も外国のミュージシャンが日本でライブを開催してくれる大きな理由になったんでしょうね。

 

さてさて今回は来日50周年記念!?として、ビートルズの来日当時に盛り上がっていた日本のニットファッションについて、少しまとめてみたいと思います。

 

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目次

・ビートルズに見る60年代のファッション

・当時のニット生産方法とは

・まとめ

 

ビートルズに見る60年代のファッション

せっかくなのでビートルズのファッションにも触れてみたいと思います。

メンバーが大活躍した1960年代はトレンドやカルチャーの移り変わりの激しい、今でも見ていてとても楽しそうな時代だったように思います。

この流れに乗るだけでなく、音楽的要素からもビートルズがカルチャーを作り出していた、なんて話も聞いたことがあります。

簡単にですが、当時のスタイルをまとめてみます。

 

・デビュー前(50年代後期)

ちょっと想像がつきにくいのですが、他のロックンローラーの例に漏れず、リーゼントに革ジャン等のゴリゴリのファッションだったそうです。アメリカ初のプレスリーとかエディコクラン等の影響もやっぱり強かったのでしょうか。

 

・デビュー当時(62年)

いわゆるモッズスタイル。ビートルズの白黒の映像が流れると、いつもスーツだったような気がしていましたが、これが最初のモッズなんですね。

3つボタンとか4つボタンのジャケットをきっちり着用し、パンツもスリムなシルエット。

髭も生やさず髪型も綺麗に整えられています。このスタイルをロックンロールに取り入れたことが斬新でカッコいいですね!まさに4人はアイドル!という感じです。

日本に来たのもこのスタイルの終わり掛けの頃でしょうか

 

・中期以降(60年代後半)

この頃になると、サイケデリックなスタイルへと変貌を遂げます。

このスタイルに至るまでもある意味ロックンローラーらしい生活のなか、たどり着いたのかな、という感じもします。

鮮やかな色づかい、髭に長髪。ジョンレノンもお馴染みの丸眼鏡をかけていたのはこの頃でした。

この時代はビートルズの他にもストーンズやクラプトンにジミヘンなど、楽しかったんだろうなーーー!!!

 

当時のニット生産方法とは

さてさて本題です。

上でも触れたビートルズも影響されたカルチャーの他にも、あらゆる文化が入り乱れるとても刺激的な時代だったんではないでしょうか。

オリンピックの開催やアイビールックにミニスカート、パンタロンとかボタンダウンなどもこの時から生まれた言葉だそうです。

また、オートクチュールから既製服を選ぶ、という文化もこの頃より生まれたのだとか。

デザイナーでいうと、イヴサンローランやバレンシアガ、マリークワントやクレージュなどなど、多くの方々が活躍し、
この頃の画像を探すととてもレトロ感溢れるアイテムが揃っています。

 

では、この当時のニットってどんなアイテムだったのでしょうか?

ざっと、特徴としてはこんな感じです。(あくまで個人の見解です!)

 

・カラー

他のアイテム同様、とても明るい色使いが特徴的です。
しかもとことん明るい色同士での組み合わせた柄など、見た目のインパクトがすごいです!

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・編地

基本の天竺ベースの他、奇抜な組み合わせの太いボーダーや、ジャカードも多く見受けられました。

ジャカードの柄は水玉やアーガイル、幾何学模様など。他に地柄でもシンプルなリブやガーター、手編みっぽいパフコーンも可愛く編まれているものがありました。

比較的スリムなシルエットで、ツイッギーで連想される丈の短いワンピースも、ニットでも作られていたうようです。

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・素材

太いものだとウール、細いものだとレーヨンという印象を受けました。
ファンシーヤーンや意外と少なく、モヘアタムが少し出ていたぐらいでしょうか。
色や編地のインパクトで見せるデザインが多いことが故、ストレートっぽい糸を使用されていたのかもしれません。

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機械背景

60年代当時、編み機はどのようなものを使っていただのでしょうか。

編み機の歴史から考えると、16世紀には開発され、日本でも大正の頃より普及していたようです。

しかし、ご想像の通り今の様な全自動コンピュータシステムではなく、半自動と言いますか、モーターでキャリッジが左右に動く仕様のものだったと聞きました。

柄組ももちろんパソコンではなく、金属板に針を打ち付けて突起を作り、オルゴールの様な構造の柄版(がらばん)とよばれる物を作成し、編立を行っていたそうです。

 

まとめ

以上!今回はビートルズと60年代のファッションについて書いてみました。

50年前と言えば、当時のニットの生産の事をご存知の方も業界にはほとんどいなくなってしまってますので、正直なところ今回のブログも私の憶測がほとんどです、、、

調べる術を探すところから始めなければいけないかもしれませんが、ニットの生産技術も短い期間で急成長してますので、とても興味深い歴史です。

 

もし当時の事を良くご存知な方がいらっしゃいましたら是非、お話を聞かせてください!

 

それではまた次回^^

記事の内容やニットに関することは、お気軽にお問い合わせください

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佐野 貢士

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記事を書いた人

ミリタリーをはじめ、ヴィンテージのセーターとロックンロールが大好きです。
ギター歴15年、編み物歴は10年になります。
このブログでもニットとロックを絡めた内容で書いていきたいと思っています。
宜しくお願いします!

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