猛暑が続く中 秋冬ニット商戦の動向と今後の流れ予測

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みなさんおはこんばんにちは松井です

連日の猛暑が続く中、皆さん如何お過ごしでしょうか?

 

私は夏らしい過ごしかたといえばプールや海に行って遊ぶことは勿論 花火やお祭りなども夏の風物詩の代表といえます。花火はまだ見に行けてないのですが お祭りには先日 今年初めて家の近くのところに出向きました。近所のお祭りは地域密着型ということもありどの屋台もとってもリーズナブルで綿あめは50円ですし、焼きそばやフランクフルトなんかも200~300円で買うことが出来とても賑わいのあるお祭りです。また何よりもお祭り会場の中央部には大きな櫓があり一際お祭りムードを高めてくれます

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さて本日お話しするのはこんな内容です。

 

目次

  • 今年の秋冬商戦の状況分析
  • 今後の動向予想

今年の秋冬商戦の状況分析

今年も8月に入りました、連日の猛暑と時より崩れる天気で雨が降る中 蒸し暑さが堪えるこの夏真っ只中 私たちの洋服業界では既に秋物が店頭に投じられて始めています。 あまりにも外が暑いので一瞬そんなことを忘れがちになりますが。早いブランドでは6~7月から秋物の商品が店頭に並び始めているのです。うーん 正直こんな時期に秋物なんて買う人そんなにいるのかな~っと 年々そんな疑念を強く 個人的には感じますが、他のかたはどうなんでしょう??

先日、新たな糸の企画を練るために一宮へ出向きました、毎年この時期の訪問は新しい糸の相談は元より、回らせて頂く中で現況を伺うことも目的の一つだったりしますが。今回の訪問時に聞こえた声としては

この7月は例年より ニットも織物もより雰囲気が良くないといったこと

とか

昨年の紡毛は展示会受注ベースまでは好調だったが店頭での実際の動きに苦戦してしまい その際の製品在庫のあおりから今年は動きが振るわない

とか

靴下の業界も良くない

とか

 

正直、いい話があまり聞けなかったということは一つの事実として受け止めなくてはなりません。が しかし、全体感としては良くないムードが立ち込めている感じですが なにも悪いニュースばかりではなく メンズの市場は昨年より伸ばし検討しているブランドも多いらしく、またタオルの業界なども比較的 好調であると耳にします。

大事なことは商品動向不調の原因や結果を景気やムードのせいにすることではなく、いかにそれぞれが私たちのお客様に対してどのようにして喜ばれるサービスや商品を提案 提供出来るかを常に真剣に向き合うことが最も大事であると再認識しました。

 

 

今後の動向予想

 

ニットに関して、最近は寒さを凌ぐ衣料としてのみならずファッションアクセサリーとしての需要割合が増えていると感じるのは個人的な見方ですが

寒くなる時期の予想の立てずらさに加え ここ数年10月の後半まで残暑厳しい気候が続いていて秋冬と位置付ける時期の全体的なずれ込みが起きています ですがこと国内に関しては暮れにはセール商戦が控えており冬物をプロパー単価で売ることが、時期の短さも加わりより厳しさを増す一方という状況です。

現に私たちの扱う糸の商品でも年々 端境商品と言われるような季節の間を繋ぐ中間期の素材の需要が伸びており この要因としては シーズン性やスポット性の高い商品は投入時期の見定めの難しさやプロパーでの販売時期の短さがここでも起因しているように思います。

販売戦略を立てる側の当然の心理として 季節の移り替わりに多様性を持ち 長い期間シーズン性に遜色なく店頭に置ける商品はとても心強いものがあり。これらの需要はセールや季節の商品の投入時期の抜本的な見直しが起こらない限り今後も益々伸びてくるのではないかというのが個人的な見方です。

 

一宮に赴き改めて感じたことは概ねそんなことでした

ではまた次回