今一度確認!挨拶が自分や相手に与える効果
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- 投稿日:
- 2016/11/4
- (更新日:2024/8/26)
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最近は暑い日と寒い日が交互にやってきて、体もついていかないし、何より何を着たらよいのか分かりません。
本格的な冬も近いのでタンスの中を冬物で埋め尽くしたいのですが、まだ様子を見た方がよさそうですね。
さてさて、本日小椋がお届けするのは「挨拶」です。
「なんじゃその小学生みたいな題材はー!」などというなかれ。たかが挨拶、されど挨拶、です。
自分が幼稚園に入った頃から当たり前のようにしてきた「挨拶」が最近若干変わってきた様に思います。
弊社のクレドの中にも挨拶についての項目があり、毎朝のように声を揃えて提唱しています。しかし、です。皆さんは本当にきちんと挨拶していますか?
私は正直、朝挨拶をして誰からもレスポンスがないと、ガッカリします。もちろん、大音量で挨拶して下さる方もいらっしゃいます。
「仕事に夢中で」「ついうっかり」などなど、人それぞれに出来ない理由はあるのでしょう。私も電話や接客応対をしていて出来ない事ももちろんありますから。
でも、今回お届けする「挨拶の効能」を読むと、挨拶したくてしたくてたまらなくなるのではないでしょうか。
挨拶で得られる6つの効果。挨拶をするだけでこんなに変わる!
「人に会ったら、あいさつをしましょう」
小学生でも知っている一般常識ですよね。しかし、大人になると日々の忙しさに忙殺されてしまい、挨拶がおそろかになってしまうことは少なくありません。
挨拶がおろそかになっても、さしあたって大きな損害はありません。だからついついしなくなってしまいます。
でも、実は挨拶ってするメリットがたくさんあります。毎日の挨拶はちょっと面倒にも感じるかもしれません。でも大きな声で挨拶をすれば、とても多くのものを得ることができます。挨拶を続けていけば、精神的にも良い影響が出るのは間違いありません。言い換えてみれば、挨拶を怠ると精神的にも良くない影響が出るかもしれないという事です。
今日は、元気に挨拶をする大切さ、そして挨拶をすることで得られる6つの効果について紹介します。
1.大きな声で挨拶をすると気持ちがいい
まず挨拶をすると「気持ちがいい」です。「おはようございます!」と挨拶してみてください。「挨拶してイヤな気持ちになった」なんてことは滅多にありません。また、「挨拶されてイヤな気分になった」なんてこともないでしょう。挨拶はするのもされるのも気持ちがいいものなのです。これは大きなメリットです。挨拶をするだけで気持ちのいい一日を始めることができるのです。
一日の中で「気持ちいい!!」と感じられることってそう多くはありません。実は挨拶は、その少ないチャンスのひとつなのです。挨拶をしないということは、朝から「気持ちいい!」と感じるチャンスを自ら逃しているのです。暗い顔をして大きな声で挨拶をしている人ってあまり見かけませんよね。大きな声を出して挨拶を続けていれば、顔は自然と明るくなり、口調も自然とハキハキしてきます。
昨日イヤなことがあって暗い気持ちが残っていても、大きな声で挨拶をしているうちに気分が晴れてくることもあります。
挨拶は、暗い気持ちを吹き飛ばす力があるのです。1回や2回、挨拶をしただけでは気分は変わりませんが、挨拶を続けていくと気持ちは間違いなく明るくなっていきます。
いつも大きな声で元気に挨拶をする人はほぼ例外なく、気持ちが前向きです。それは前向きな人が元気に挨拶をするというだけではなく、挨拶を続けることで前向きになっていくからです。
2.笑顔になる機会が増える
挨拶をするとき、人は無意識のうちに笑顔を作ります。暗い顔で挨拶をする人はあまりいません。「おはようございます!」と挨拶をしている人の顔はほとんどが笑顔です。挨拶をすると自然と笑顔が増える、これも大きなメリットです。
心と身体はつながっています。心の元気のない時は、まずは身体から元気に振る舞うことです。すると、心も身体につられて元気になってきます。挨拶をきっかけにして笑顔が増えれば、気持ちもそれにつられて上向いてくるのです。仕事をしていれば、自然と顔は険しくなります。上司に怒られれば、暗い顔になります。仕事がたまってくれば絶望的な顔になります。
普通に生きていれば、笑顔より険しい顔になることの方が多いでしょう。自然と笑顔になる機会って実はそれほど多くはありません。
挨拶は、自然に笑顔になる機会をくれて気持ちも上向きにしてくれる、ありがたい言葉なのです。
3.相手からの印象が良くなり人間関係も良くなる
挨拶をしてもらえなかったり、挨拶をしたのに返事をくれなかった時、ムッとしたことはありませんか?
更に自分には挨拶を返さなかったくせに、上司やお偉いさんには挨拶してたりしたら、余計腹立たしく感じてしまいます。
これは、挨拶を返してくれなかったという表面上の出来事にムッとしたというより、自分を認めてもらえていない、対等に扱われていないということに腹を立てているのです。このように挨拶をしないというのは、相手を認めていない、侮辱しているという見方をされることがあります。
このような相手と仲良くやっていけるでしょうか?到底無理でしょう。人間関係が悪くなり職場の環境も悪くなっていくのは明白です。
反対に考えれば、誰かに挨拶をするということは、その相手を「認めている」ということになります。認められていると感じれば、人は喜びます。自分を認めてくれた人に対して好意的に接するようになります。挨拶をするだけで、このように人間関係は良くなっていくのです。
職員の挨拶がしっかりしていてお互いに挨拶をしあえば職場のギスギスは少なくなっていきます。また、険悪になってしまった人にこそ積極的に挨拶をしましょう。
特にケンカの後とかの気まずい相手にこそ、積極的にあいさつをすると効果的です。こないだの会議で意見が食い違い口論になった同僚に、先日ケンカになってしまった奥さんにこそ、「おはよう!」と言ってみましょう。自分が気まずい時、たいていは相手も気まずさを感じています。こちらから挨拶をすれば、相手の気まずさも取ってあげることになります。あなたの方から挨拶というコミュニケーションを持ちかけてくれれば、相手はとてもありがたいと感じるでしょう。「昨日、あんなひどいことを言ってしまったのに、笑顔で接してくれるなんて!」「本当に人間ができている人だ!」と、良い評価も得ることができます。
4.常識のある人という評価を得られる
「人に会ったら、元気にあいさつをしよう!」
みなさん幼稚園や小学校で習ったことと思います。挨拶は子供でも知っている社会の常識です。しかし現実を見ると、大人の方がちゃんと挨拶ができていなかったりします。
「あの人、挨拶もろくにできないのよね」。このような文句は良く聞きます。この言葉からも分かる通り、挨拶というのは礼儀の基本であり、本来できていなければいけないものなのです。
挨拶ができる、というのはとても簡単なことですが、これは「常識がある人がどうか」を判断する一つの材料になっています。挨拶をするのに技術はいりません。大きな声で笑顔で「おはようございます!」と言うだけです。たったこれだけで、あなたは「あの人はしっかり挨拶してくれて、とても常識のある人ね」という評価を頂くことができるのです。
自分の評価を上げるために高いお金を払って難しい資格を取ったり、マナー講座を受けることよりも、全然オトクです。
5.挨拶から会話が始まる
挨拶をきっかけに会話が始まる。これはよくある光景です。
精神疾患にかかりやすい方のひとつの傾向として、「人との接点が少ない」「人と話す機会が少ない」ことが挙げられます。
人と話す機会が少ないと、ストレスがあった時に誰かに気持ちを伝えることができません。すると自分の中にどんどん溜め込んでしまいます。誰とも気持ちを共有できない孤独感も重なり、いつかストレスは爆発して病気が発症してしまいます。このようにならないためには、話せる人をたくさん作ることが大切です。しかし社会人になると人間関係が固定されてしまい、悩みを話せるほど親しい友人を新たに作るのはなかなか難しいものです。挨拶を続けていると、そこから会話が生まれることがあります。色々な人を話す機会も少しずつ増えてきます。これはストレスを軽減するためにも重要なことなのです。
6.思い立ったら今すぐに始められる
挨拶の効果はとても大きいということが分かってもらえたでしょうか。そして挨拶のすごいところは、効果が大きいわりに、簡単に始められてしまうところなのです。
ありがたいことに日本語というのは豊富な挨拶のラインナップが揃えられています。
おはようございます。こんにちは、こんばんは。さようなら。はじめまして。よろしくお願いします。いってらっしゃい。おかえり。・・・
1日のうち、挨拶をする機会は何回もあります。
今すぐ始めることができてしまうのです。必要なものも何もありません。もちろん、お金もかかりません。リスクは全くなし、長期的に見れば得られるものはたくさん。
そう考えると挨拶ってすごくないですか?
- 気持ちいい!と感じる機会を作ってくれて
- 自然と笑顔を増やしてくれて
- 人間関係を改善してくれて
- 「常識がある人」という評価をもらえるようになって
- 人と会話する機会も増えて
- リスクはゼロ!必要なものは何もない!
みなさんも笑顔で挨拶を今から始めてみませんか。