サマーニットといえば、リネンやコットンで編み上げられた夏仕様のニット

  • ニット糸の取り扱い方法

さて今回は、サマーニットのお話し
通気性や吸湿性が求められるサマーニットには主に『リネン素材』『コットン素材』
『リネンや綿との混紡』または化学繊維との混紡がある。

じめじめした梅雨の季節から、晩夏から秋口まで活用できるサマーニット
最近では、お手入れが簡単な(ホームクリーニングできる)素材の開発が進んでいて
バリエーションも豊で、カットソ―や布帛では表現できない
ニットならではのテクニックも魅力のひとつですね。

そこで、どんな素材が適しているのか、紹介しますね。

しっかり編み込まれたキャミトップ

Riviere Code 1/5.6  コットン100% 綿に連続シルケットを施したコードヤーン
コード撚りにすることで引き締まった糸になり、またシルケット加工で
毛羽を抑え、光沢を与える加工を施しているので、さらっと感と
ほんらいの編み目に加え、コードヤーンならではの
美しい上質な仕上がりになります。
もちろん、ホームクリーニングもOK!

コースゲージで、よりニットらしく

Linen Shower 2/36 リネン70%ポリエステル30% に 新しくLily Shower 仲間入り。
なまえの通り、ホームクリーニングが可能なリネン素材
元糸になっているLinen Showerをリリアーン形状にした
この季節ならではのファンシーヤーン。
リネン本来の清涼感に加え、特殊断面の機能を持つポリエステルをブレンドすることで
安定性に加え、リネンサイドのみ染色することも可能なので、表現豊かなリネン素材

サラッと繊細に着るには、この素材

爽やかな透明感と、リネンならではの清涼感がなんともいえない
Linen Cross 40 1/40 リネン87% ナイロン13%
超がつくぐらいの繊細なリネンを採用するこで、梅雨のシーズンから
かかせない素材のひとつ、もちろんホームクリーニングができるので
汗をかいても、ケアーが簡単な素材

ハリ感がとてもここちよいアクセントに

その名も、CatsDull 1/18 コットン35% アクリル35% ナイロン30%
横巻きコイル風の形状なので断面が○く、糸にハリが生まれことで
とてもキレイなループ目になるのが特徴です。
どくとくのハリ感に加え、ダルナイロンを使用しているので
清楚な光沢感が印象的な素材
また、ゲージ変化で、ほどよい透け感が得られます。

最後に

夏のスタイリングにアクセントをプラスしてくれるサマーニット
リネンやコットン素材で、編み上げられた夏仕様のニットは
ウールとは、ひと味違った雰囲気を演出してくれます。

ホームクリーニング(家庭洗濯)の取扱いにされる場合
編み上がった編地にはソーピング(緩和収縮)させることを推奨いたします。