ニット素材の特徴まとめパート2
- 繊維と糸
- 投稿日:
- 2017/11/20
- (更新日:2020/6/27)
みなさんこんにちは!やっしーです。
段々と寒くなるのと共に空気が乾燥してきましたね!乾燥肌の私は、お風呂上がりのローションとリップクリームが欠かせません。みなさんはいかがですか?
それでは、本題です。前回に引き続き素材の特徴まとめパート2です。シリーズ第二弾です。
シリーズ映画では、二作目が駄作と言われることが多いですが、このブログはどうでしょうか?是非最後までご覧になって確かめてください。
目次
- アルパカ
- キャメル
- アンゴラ
- ヤク
- 最後に
アルパカ
ラクダ科リャマ属の動物で南米アンデスの標高2000~5000mの高地に生息しています。採毛は11月末~12月初め、雨季直後の最も暖かい時期に行います。アルパカの繊度は大体26~28μ以上ですが、アルパカには、大変希少なスーリー種という種類があり、その中でもさらに希少なベビースーリーともなると、繊度が21μでとても細くしなやかです。スーリー種は光沢、風合いが通常のアルパカよりも優れており価値も相応に高くなります。
特徴は滑らかな手触りと強さで、織物、編物、裏地など様々な用途で活躍する以外にもオールマイティープレイヤーなのです。
キャメル
ふたこぶラクダの柔毛で、南米産のアルパカとは遠い親戚なんです。主に中国とモンゴルで採毛されています。
特徴は軽く、保温性に優れ、主にコートやセーターやマフラーなどの防寒具として愛用されています。難点としては染色性が悪く基本的にナチュラルカラーとなります。
アンゴラ
アンゴラうさぎの毛です。シルキーな光沢があり、軽く、吸湿性の良さが特徴のソフトで純白な素材です。
毛が純白な為染め上がりが非常に綺麗に上がります。繊維の中は中空になっており、他の繊維を圧倒する軽さも特筆できます。現在では中国からの輸入が大部分を占めていますが、昔は日本が大生産国だったようです。
ヤク
ヤクとはウシ目ウシ課ウシ属の
標高4000~6000メートルの草原や岩場に生息する寒さに強い動物です。防水性が高く、弾力性が強いのでシワになりにくい、さらに、細くしなやかな繊維なので光沢があるのが特徴です。ヤクには毛の色が白いものもあります、その白い毛は希少なために高級品となり、通常のヤク毛よりも高値で取引されます。
また防寒性については、寒冷地に生息しているため厳しい寒さから身を守るようになっていて、
その防寒性はカシミヤ以上といわれています。
最後に
2回に分けてお送りしたニット素材の特徴シリーズ2作目ははいかがでしたか?まだまだあるニット素材の特徴をこれからもまとめていきたいと思っております。
また、次回も宜しくお願いいたします。