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こんにちは。
本日中国では、春節の大晦日です。 確かに中国からのメールが少ない・ないです。
今回は前回のニット製品の海外製品に続き、国内生産を改めて考えてみました。

日々業務の中で感じた気を付ける点を思い浮かべました。
※ 参考に前回の海外生産については青字です。

目次

  • 目次1 コミュニケーション
  • 目次2 背景
  • 目次3 関税
  • 目次4 為替
  • 目次5 運送
  • 終わりに

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1.コミュニケーション

下記海外生産と違い、言葉の壁はありません。
直接会っての打合せ以外は、日本語といえど伝え方の気遣いを添えるとより良い関係に。

日本語が通じる或いは英語でのやりとり。
いずれにしても相手側にとっては母国語ではないので、
やりとりには、どのような表現をすれば伝わるかなど日本人には一言で終わってしまいそうな表現でも出来るだけ詳細に図を添えるなどしています。

 

2.背景

基本は日本のカレンダーをベースに、またそのニッターさんのお休みを確認。
海外の原料を使用するときは、その原料の納期調整にその国のお休みをチェックします。

政治的、経済的な違いはもちろんですが、その国の休日や運送状況も気を付けたい点です。
例えば、日本のお正月休みの次に中国の春節があります。
手元の日本カレンダーを見て生産日程を決めるのではなく、その国の祝日状況を踏まえての納期設定やサンプルや製品がお互いの国を行き来する所要日数も要チェックです。

3.関税

国内生産されたニット製品は輸入品ではないので、関税はかかりません。
※ ただ, イタリア製のニット糸を輸入して日本でニットセーターにする場合は、糸をイタリアから日本に入る時、税関を通りますので、関税は発生します。

日本に輸入する際には、製品に対して関税が発生しますので、見積りにプラス。
( 国によっては、経済協定を利用する事で、関税が免除になる事があります。これは大きなメリットですね。)

4.為替

日本のニッターさんからは円建てでの請求となりますので、為替レートの影響はありません。
ただ、上記で述べたように、イタリア製のニット糸を使用する場合は、イタリアのメーカさんには
ユーロやドルで支払う事がほぼなので、為替レートは関係してきます。

世界の動きによって、変動のある外国為替。
円以外の通過の契約では、為替レートの急激な変動により円に換算した時に大きく為替損になる場合も。
特にまとまった金額だと変動1円で全く違った状況になりますね。
世界状況にも自然と目がいく様になります。

 

5.運送

国境・税関を通過する必要がないので、”税関検査” に時間を要することもありません。
だた、今年は特に雪による遅延があります。
天候にはかないませんね。

世界が狭くなっていると感じる今日。
運送については、日々便利になっていて
東京から上海へ送った方が本州以外へ送るより早い場合もあります。
ですが、一般的には国内よりも運送距離が長く、時間・費用もかかります。
輸送距離・時間が増した分 損害のリスクが高くなります。

 

終わりに

海外生産と国内生産の違いは様々あり、身近な点を挙げてきました。
日本原料 x 日本生産   海外原料 x 日本生産
海外原料   x 海外生産       日本原料   x 海外生産
様々なパターンがあり、それぞれの特徴が活かされています。

では、また。

記事を書いた人

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前田 みちえ

事務の前田です。
”ニット” をキーワードにデスクワーク目線から
感じたことを綴っていきたいと思います。
宜しくお願いします。

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