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少しずつ春の気候が安定をして来ていますが、急に寒くなったりと本格的な春はもう少し先になりそうです。
ただ、桜の開花宣言は各地から届いていますので、寒さももう少しの我慢ですね。
最近知ったことですが、桜は冬が寒い方が開花が早い傾向にあるそうです。
寒い冬を我慢して力を蓄え、暖かくなるのを待って花を咲かせる、すごくないですか。

こんにちは丸安毛糸の田崎です。
今回は、今年のニット製品に多く使われる、ウール原料に付いて書いて行きますので、最後までお付き合いをお願いいたします。

 

目次

  • 目次1 ウール原料の太さ(マイクロン)
  • 目次2 人気のウール原料
  • まとめ

 

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ウール原料の太さ(マイクロン)

ウール原料は太さによって、品質をランク付けされていますので、良い物から順番にご紹介いたします。

スーパーエクストラファインウール  16.5~17.5マイクロン

エクストラファインウール      18.5~19.5マイクロン

ファインウール           20~21マイクロン

ミドルウール            20~22マイクロン

ストロングウール          23~25マイクロン

1マイクロンの長さは0.001mmです。

細い原料ほどイメージが良く、長い名前になっています。

 

(16.5マイクロンのウール原料を使用)

人気のウール原料

最近は膨らみのあるウール素材に人気があり、より細くやわらかで風合いの良い物が好まれています。

少し前までは、家庭でも洗濯ができ、毛玉になりにくい防縮ウールの方が、好まれ使用をされていましたが、用途やデザインによっては、加工を加えていない原料を使うことが増えてきています。

 

まとめ

秋冬の素材で一番多く使用されるのがウール原料になり、身近な素材です。

ウール原料の良い所は、保温性に優れ、吸湿、発散性が良く、軽く、収縮性があり、静電気を通しません。

欠点としては、通常(未防縮)の物は縮みやすく、アルカリ、直射日光、虫食、カビに弱く、毛玉が出来やすい点などがあります。

 

注意 原毛の細くて良い物は、3年くらい前から値段が上がって来ていますが、今回は世界中で人気素材のため、高騰幅が大きくなっています。

ウール本来の、柔らかで暖かく膨らみがある物に人気が移ってきているようです。

また、加工を加えないエコ素材な所も人気の一つになっています。

 

今回はウールに付いて書きましたが、種類によって風合いや強度も違いますので、ご理解を頂き使い分けて頂ければ幸いです。

今回も最後までお付き合いを頂きありがとうございました。次回もよろしくお願いいたします。

記事を書いた人

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田崎 一秀

東京都墨田区、スカイツリーの近くで生まれ育ち、現在は埼玉県三郷市に移り住む
趣味は草野球とヘラブナ釣りで、草野球歴は39年、走るのが辛くなりました。最近は近所の川での釣りをすることが多くなりました。
昭和33年生まれ、牡牛座のAB型

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