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皆さま、こんにちは。
あっというまに東京コレクションが終わってしまいましたね。

東京コレクションってやっぱり熱いですよね!
パリ、ミラノ、ロンドン、どこのコレクションも素晴らしいものが多いですが、東コレ出展ブランドって少し違う空気感があるように感じます。。(偉そうに語ってしまい申し訳ありません。。。。)

今回の東京コレクションで気になったニットを何点か紹介します!

・ANREALAGE
最高でした!ショーの前にインスタグラムで洋服を全て公開するという試みでしたが、実際にショーで見る服はディティールがデフォルメされビッグサイズに。

(画像はこちらからお借りしました。)

・CHILDREN OF THE DISCORDANCE
モヘアx切り替えのラインが凄くカッコいいです。

(画像はこちらからお借りしました。)

 

さて、前置きが長くなりましたが、今回はSDSについて記事を書かせて頂きます。
実際にやりたい柄、絵があってもどうやってニットにすればいいんだろう?

SDSを使用したくても、何をしたら良いのかわからない。。。
どうやってデザインしたら良いのか?初めてSDSに触れた時、そんな風に僕は思いました。

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SDS-ONEとは?

SHIMA SEIKIは、ファッションテクノロジー分野での豊富な経験とノウハウを生かし、単なる柄組みを中心とした他社のソフトウェアとは違った、パワフルな専用設計のハードウェアとアパレルに特化したソフトウェアを開発しました。SDS-ONEは世界でも類を見ないアパレルデザインワークステーションです。アパレル、ファッション、自動車関連、ワークウェア、産業資材、家具関連や様々な業界に対応しています。
島精機様のHPより引用させていただきました。

そもそもSDS-ONEはジャガードのプログラミングの為だけに使用するものではなく、
一台で企画→販売促進まで行ってしまう、大変優れたプログラムです。

今回はジャガードに焦点を当ててお話しようと思います。

 

ジャガードのプログラム方法について

余りに詳しい話を書き出すと終わらないので、簡易的に説明をすると、、、、

ニットペイント→オプションライン作成→データ化→編立という流れになっています。

 

ニットペイント

illustratorの様に絵をかきます。
学生時代のペイントですが、こんな雰囲気で書いていきます。
チェックやボーダーなどであれば簡単に描くことができます。

オプションライン

少し難しい話になりますが、他のプログラミングシステムと同じように、ただのイラストでは編立ができません。
オプションラインといってどういったプログラムをイラストに施すを決めていきます。

ジャガードの中でもイラスト内に4色あった場合、何もしないと機械は認識する事ができません。
そこで、色糸チェンジというプログラムを施します。

データ化

USB、フロッピーディスク等にデータを書き込みます。

編立

最終的に工業機がデータを読み込み編立スタートです!(ちょっと縦伸びしてしまってますね。。)

 

まとめ

以上、長くなってしまいましたが、一連の流れをご理解いただけましたでしょうか?

複雑な柄には大変な時間がかかっている事が良く理解できます。
店頭で見たニットの柄ってこんな風にできているんだ!と考えると新たな発見があると思います。

それでは、次回も是非ご覧ください。

記事を書いた人

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額賀 大輔

丸安毛糸の額賀です!映画、アート、音楽が大好きです。色々な視点から見たファッションカルチャーを発信できるよう日々勉強中です!

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