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みなさんこんにちは。

弊社が誇るアンゴラリッチという素材について、この度新たな表現追及が出来ました。

素敵なサンプルができたのでご紹介したいと思います。

今までのアンゴラリッチのサンプルに関しては、こちらもご覧ください。

https://www.knitmag.jp/26395

https://www.knitmag.jp/28319

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アンゴラリッチとは

混率はアンゴラ25%、ウール75%で、糸番手は2/22です。

1本取りだと適正ゲージは7ゲージで、2本取りだと5ゲージが適正となっておりミドルゲージクラスの糸です。

毛足が短い「ディヘア」というアンゴラを使用しており、これによってアンゴラ特有の「ちくちく感」がなく、毛抜けを抑えることができます。

写真を見て頂くとわかると思いますが、従来のアンゴラのような毛が針のように立っている感じではなく、上質なウールとブレンドしているためふんわりした表情を実現しています。

ふわっと柔らかく、心地よい着用感があります。

 

 

7ゲージ1本取り天竺+全面ストレッチ糸プレーティング

今回は7ゲージで更に軽く仕上げるために度甘(度目=編目のループ長を甘くして編む)に致しました。

しかし7ゲージ1本取りだとかなり編地として頼りないので、ストレッチ糸を全面にプレーティングして編みました。ストレッチ糸はほとんど透明なものか、もしくは地糸に色を合わせるため、糸の色を邪魔することなく編地に厚みを出すことができます。

ストレッチ糸にもキックバックの強いもの、そうでもないもの、種類がいくつかあります。

通常では袖口や裾の編み出し、衿などの附属部分に何センチか入れて、補強に使用します。

身頃の全面に最強のキックバックのものを選んでしまうとかなり厚みが出て製品の重さも重くなってしまったり、ダレ感がでてしまったりするので、種類は確認しながら行っていくのがよいでしょう。

今回はそこまでキックバックが強くないストレッチ糸を選び、かつ程よい厚み・軽さを実現できました。

 

Vネックの小技で、Vの先をクロスすることで、強度が増して編みで補強できるのでこのような指示がおすすめです。

7ゲージ1本取り度甘 透かし柄・ケーブル柄

おしゃれな透かし柄を作成致しました。

パイナップルのような柄で、前回作成した細かい透かし柄よりも大きい柄です。

細かい透かし柄だと、色によってはノスタルジック感が出てしまったりしますが、このような大きめの柄だとおしゃれに見えますね。

こまかなケーブル柄も作成致しました。

前回5ゲージ2本取りで作成したサンプルは柄も大きく目が詰まったような感じで、かなりカジュアルな雰囲気に仕上がっていました。

綺麗目にみえるよう、今回は7ゲージで度甘にし、大人っぽい雰囲気に仕上げました。

どちらも、回転バックという優しく洗ってふんわり毛足が盛り上がるような仕上げ方法にて仕上げを致しました。

回転バックとは

風合いを出したい製品や糸作りの際、用いられている方法で、ゆりかごのようにゆらゆらして優しく洗う方法です。

特に、モヘアやアンゴラなど毛足が長いものの風合いを出すために行います。

例えば糸だとかせ染めをするときに行われます。通常、かせを棒に引っ掛け、上から下に水を流して染めますが、そうすると毛が寝てしまい染ムラも出やすくなります。

ゆりかご状の入れ物に水がお風呂の浴槽のように貯められ、その中でゆらゆら洗うので、洗濯機でぐるんぐるん回したものよりもふんわりした仕上がりになります。

今回の特に透かし柄の方は糸切れが心配なこともあって、回転バックがおすすめです。

デメリットとしては通常よりも多くの水を使用するので出来る工場さんが限られていることです。

依頼する先に出来るかどうかを確認してみてください。

 

まとめ

アンゴラリッチは、弊社製品部でのお取り扱いになり、糸から製品まで一貫してのご提供になります。

ストックカラーもご用意しておりますので、前回の記事も是非ご覧ください。

https://www.knitmag.jp/28105

今回、新たなアンゴラリッチの表現が実現できました。

またこれからもブラッシュアップして、メリットのある素敵な製品の追及を行っていきたいと思います。

それでは、また。

記事を書いた人

小嶋 真実
小嶋 真実

アパレルの販売をしたのちにニット製品が大好きで右も左もわからない中、ニットについて専門学校で学び直しました。
初心者だったころの気持ちを忘れず、新しい発見を書いていけたら思います!

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