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こんにちは、片野です。

今回は、前回に引き続き1月に行われたイタリアのニット糸の総合展、『PITTI FILATI(ピッティ・フィラティ)』についての記事です。

今回は編み地編ということで、会場で見た編地のご紹介とトレンドの分析をしたいと思います。

PITTI FILATIに行ったことのある方はご存知かと思いますが、会場にはトレンドブースというPITTI事務局がプロデュースするトレンドの素材・編み地を集めた場所がありここで情報を収集することができます。

このトレンドブースは毎回、展示会のテーマにそったディスプレイになっています。今回はテーマに『旗』というキーワードがあり、編み地を旗に見立てたディスプレイになっていました。夏空のような鮮やかなスカイブルーのカーペットもトレンドカラーからきています。

前置きが長くなりましたが..今回の編み地はトレンドブースと各社でディスプレイしていた編み地からのご紹介です。

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21春夏トレンド編み地

透かし柄・メッシュ柄

春夏らしいメッシュ柄のトレンドは続きそうです。

写真左の編み地のようにメッシュ編みとガーター編みを組み合わせて柄を作る編み地も多くありました。

メッシュ柄ベースの編み地は気になりますね。

針抜き柄

ハイゲージ〜ミドルゲージの針抜き柄は繊細できれいです。

針抜き柄とは、名前のとおり編むときに一部の針を抜いて糸を編まないで渡らせる(ミスさせる)編み方の一つ。

写真左と中央のように規則的な針抜き柄にするとエレガンスな印象に、写真右のようにランダムに針抜き柄を入れるとカジュアルな印象になります。

透明糸・透け感

今回特に多く見られたのが透明糸(モノフィラメント)と言われるクリアな糸を使った編み地です。

極細番手の糸なので写真では見えづらいですが..編み地の裏に手を添えると透明な糸が使われているのが見えますでしょうか?

透け感のあるテキスタイルは昨年から引き続き人気で、様々な番手の糸との交編のアイディアがとても面白かったです。少しハリ感のある素材なのでシルエットも出やすいです。

大きめの花柄

サステナブルの大きな流れから、花や草木など自然を感じさせるモチーフがとても目立っていました。特に気になったのが大きめの花柄です。花柄のテイストはボタニカル調が多く、様々な編み方で表現されていました。

写真左・・裏表のリンクス柄と透明糸の組み合わせ

写真中央・・こちらも透明糸とダブルジャカードの組み合わせ

写真右・・3色ダブルジャカード柄

柄の表現方法も色々のあるのがニットの面白さですね。

ハンドニット風・マクラメ編みのクラフト感

ローゲージの編み地は手編み(ハンドニット)のような雰囲気の編み地がおすすめです。ローゲージの編み地は、多色で本数取りをしたり、裏編みやケーブルなどポイントを少し入れるだけで、表情が出て面白くなります。

 

こちらはニットではないですが、マクラメ編みの編み地も展示されていました。

マクラメ編みはひもを結びながら編み込んでいく編み方の技法の一つで、クラフト感もトレンドになりそうです。ニットでマクラメ編み風のテキスタイルを表現するのもアイディアのひとつですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はPITTI FILATI 86で見た編み地の中から21春夏のトレンドになりそうな編み地のご紹介でした。

次のニットづくりの参考になれば嬉しいです。

この編み地を作りたい!などご要望がありましたらぜひ一緒に作りましょう。

それではまた。

記事を書いた人

片野 恵土
片野 恵土

2017年に新卒で丸安毛糸に入社しました。
毎年イタリアのニット糸総合展『PITTI FILATI』に行っています。世界のニットトレンドを中心にニットの魅力を伝えられたら嬉しいです。好きなコトモノは手芸、北欧デザイン、海外旅行。
最近キャンプを始めました!外で飲むコーヒーは美味しいですね。

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