さて皆様如何お過ごしでしょうか?

先日、緊急事態宣言が開け久しぶりに遠出した際の写真です。

ずっと自宅に籠っていたので久しぶりにリフレッシュ出来ました。(本文には関係ありません)

全世界に多大な影響を与えてしまったコロナ禍ですが、国内では政府の対策が功を

奏し、日本人の優秀さを改めて世界に示す機会となったようですね!

今後はアフターコロナというかウィズコロナとして新しい生活スタイルを営んでい

く必要がありそうですね!

皆様頑張りましょう!

ところで今回はカットソーの特殊縫製に関してと少々お付き合い下さいませ!

一口に縫製と言いましてもミシンの種類、仕様により色々とありますが、以前も

https://www.knitmag.jp/27373でご説明させて頂きました。

が今回はその中でも特殊な位置付けである3種類の縫製についてお話させて頂きます。

1.フラットシーマ―

通常オーバーロック 

フラットシーマ―
                     引用元 https://bisen.biz/flatseamer/

通常のオーバーロック縫製とフラットシーマ―縫製を比べてみました。縫い代が無く、フラットな縫製面が分かって頂けると思います。

フラットシーマ―は1962年にユニオンスペシャル社(アメリカ)で開発された平面縫製ができるミシンです。
   ユニオンスペシャル社製フラットシーマミシン 引用元http://parkingmag.jp/archive/work/3726/

上記右の様に2枚の生地を1枚の生地の様に、凹凸が少なく縫い合わせが可能となります。
ただし飾り糸(振り糸)が多く左右に渡る為に、良くも悪くもカジュアルな外観となります。
その為に水着を始め、インナー(下着)、ベビー、トレーナー、Tシャツなどのアイテムに広く採用されています。
4本の針糸と1本の下糸、1本の飾り糸の合計6本の糸によって突き合わせるように縫製し、縫い目がフラットになります。
この縫い目がフラットという事は、元々メリヤス(莫大小)と呼ばれ下着であったカットソーに着心地の良さと強度を高める点で重要でした。その為に生地の伸縮に付いていける縫製となります。
かつては都内台東区にもフラットシーマ―ミシンを並べた縫製工場が多く存在していました。

弊社には通常カットソーに掛けるフラットシーマ―を横編地に掛けたサンプルも有るんですよ!(新作)

2.T.P.S縫製

T.P.S縫製

        引用元 http://tsmi-ysm.co.jp/tps/
T.P.S縫製とは日本でミシン技術者の方が開発され、特許(2012年)を持たれているミシンとなります。
二本針、三本針ミシンを改良し、アタッチメントを付けたミシンとなります。

           引用元 http://tsmi-ysm.co.jp/tps/
千鳥縫いながら完全な突合せの縫製が可能であり、地が全く重なる事が無く全くフラットな縫製面となります。
もちろん縫製面の強度も非常に強く、縫製面の開きなどのトラブルも有りません。
厚手の生地の縫製も可能であり、完全な一枚仕立てのジャケット、コートなどを縫製する事が可能となります。
その為に縫い代が全くない事で、ゴロツキが無くストレスフリーな着心地が表現できます。
フラットシーマ―がTシャツ、トレーナー、インナーなどの肌着に近いアイテムを得意とし、T.P.Sはジャケット、コートなどのアウター生地に相性が良く、適しています。
また縫い代が無い事でパッチワークも自在にアレンジする事が可能となります。

                引用元 http://www.burns-factory.co.jp/

ただT.P.Sミシンを所有している工場がまだ少なく、縫製自体に非常に熟練した高い技術が求められる事は注意が必要です。

上記に記しましたフラットシーマー、T.P.S縫製に関しましては弊社で製品を請け負っております御興味のある方は、是非お問い合わせ下さい!

 

3.天地引き

         引用元 http://www.ohno-knit.co.jp/page1_4.html

Tシャツに使用される縫製ですが、熟練した技が必要であり、また希少なミシンによってどこの工場でも可能である仕様では有りません。
一本針オーバーロックミシンを使用し、ヘム生地の端をすくって縫う技術です。
ヴィンテージな商品に多くみられ、現在では少なくなっています。

天地引き

             引用元 http://www.ohno-knit.co.jp/page1_4.html

以上 今回はカットソーの特殊縫製についてお届けしました。

一度皆さんのワードローブの仕様を見てみて下さい!新たな発見があるかもです!

ではまた!

記事を書いた人

中村 同志
中村 同志

初めまして中村です。
永遠の青年を目指し、毎週末ロードバイクで走り回っています!
アパレル業界での長い(長すぎるっ!)経験を活かしたブログになれば良いのですが・・・

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