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こんにちは、赤石です。

今回は、SSトレンドとして定番化してきた「シアー」なニットのバリエーションを増やそうと思って作った編地を紹介します。

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ニットでシアー感を表現するには

シアー感を出そうと思ったときは、大きく2つの方法が考えられます。
①細い番手の糸を使って薄く透け感を出す
②レース柄のように透け感のある編地をつくる

①の細番手の糸を使うと天竺組織が一番きれいな透け感を出せ、シンプルできれい目な仕上がりになります。

そんなきれい目もいいですが、もっとバリエーションを出したり、少しかわいい雰囲気にしたいときは編地で柄を作るのがおすすめです。

今回は①と②を組み合わせてもともと透け感のある素材で、さらに編地の柄で表情感を足してみました。

細番手の素材

今回はセドル1/38を使いました。

https://www.maruyasu-fil.co.jp/departments/monteluce/yarn-collection/754

セドルはリネンのナチュラルさと、綿の柔らかさ、ポリエステルの張り感がある軽くさらったとした素材です。

全面に地柄を入れる

柄はタック柄を前面に入れてみます。
編地に凹凸ができ、編地の柄は小さくてもしっかり見えることで表情がガラッと変わり、タックの隙間で透け感も強く出ました。

天竺の編地と比べると違いが分かりやすいかもしれません。

←天竺  タック柄→

洋服にすると少しカジュアルな雰囲気に

遠目から見るとこんな感じ

遠目から見てもかなり表情感がありますよね。
全体的な雰囲気はカジュアルになるので、サンプルはギャザーを寄せたかわいらしいデザインにしてみました。

透け感は強めなので部分的に入れてみてもいいかもしれません。

写真のように別の組織と組み合わせても際立って見えて面白いです。

まとめ

洋服を着た時に際立つ”シアー感”ですが、ニットで表現できる幅はとても広いと思います。
編地のバリエーションが参考になれば幸いです。

記事の内容やニットに関することは、お気軽にお問い合わせください

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