![](https://www.knitmag.jp/wp-content/uploads/2021/08/IMG_4659-e1629359392155.jpg)
こんにちは、佐野です。
またまた社内の新作編地のご紹介です。
今回はミラノリブ。
このニットマガジンでもミラノリブについて編み方の基礎から応用したアイディアまで、これまでも複数回ご紹介させて頂いておりますが、
今回の編地もまた面白いです。
是非ご覧ください。
細番×度甘のミラノリブ
早速ですが、今回の編地はこちらです!
![](https://www.knitmag.jp/wp-content/uploads/2021/08/IMG_4663-e1629359322224.jpg)
![](https://www.knitmag.jp/wp-content/uploads/2021/08/IMG_4660-e1629359313873.jpg)
![](https://www.knitmag.jp/wp-content/uploads/2021/08/IMG_4661-e1629359305929.jpg)
![](https://www.knitmag.jp/wp-content/uploads/2021/08/IMG_4662-e1629359330584.jpg)
![](https://www.knitmag.jp/wp-content/uploads/2021/08/IMG_4664-e1629359338575.jpg)
バンピーウールというポリエステル高混率のウール混素材を使用したシンプルなミラノリブです。
繰り返しになりますが、編み組織は純粋にミラノリブです。
でもいかがでしょうか。
“これミラノリブ??”という感じがしませんか?
なんとなくですが、通常ミラノリブの編地を作成する際は、固定概念的にピシッと目の詰まったものを目指したりしています。
ですがこの編地は逆でして、少しずるっとした見た目が特徴になっております。
ポイントは番手と度目のバランスかなと。
1/50の細番を1本取りで14Gの若干の度甘設定。
そうするとこういうミラノリブが出来上がるんですね。
仮にこの度目で天竺やゴム地を編んだ場合は、おそらくずるずるの編地となってしまいニット製品として成り立たない可能性があります。
ですがミラノリブはゴム地と天竺袋の繰り返しのため、細番手の糸を使った甘い度目でもダレきってしまうこともなく編地として安定感があります。
この辺のミラノリブの特徴はすごく活きていて新鮮な感じですよ!
まとめ
なんとなくミラノリブの企画にも飽きたな、というときにもこのような番手と度目のバランスも思い出してみていただけるとまた新しい可能性を見出して頂けるかなと思います。
是非企画にお役立ていただけましたら幸いです。
それでは!
記事の内容やニットに関することは、お気軽にお問い合わせください
![アバター画像](https://www.knitmag.jp/wp-content/uploads/2020/07/2020062310_24AVE06869-scaled-512x512.jpg)
記事を書いた人
ミリタリーをはじめ、ヴィンテージのセーターとロックンロールが大好きです。
ギター歴15年、編み物歴は10年になります。
このブログでもニットとロックを絡めた内容で書いていきたいと思っています。
宜しくお願いします!