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こんにちは。

現在、世界に目を向けてみると、輸出入を左右する要素である原油、為替や利上げ、脱酸素、再生可能エネルギーなどのワードが飛びかい、目まぐるしく社会情勢は変化しています。
経済や気候などの国際的枠組みも多く存在していて、また新たな枠組みが生まれようとしています。
今回は、輸出入に関係がありそうな経済連携の枠組を挙げていきたいと思います。

 

 

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1.アジア、太平洋地域での経済的枠組み

-ASEAN (東南アジア諸国連合).ASEAN経済共同体

加盟国は、ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの10カ国からなっています。
☝日本とは、日・ASEAN包括的経済連携協定があります。また、日・ASEAN包括的経済連携協定と日本と東南アジア諸国との間に2国間協定も存在し、両協定の条件を満たしている場合、どちらを適用するかは、輸出者(又は輸入者)の選択になります。(協定内容に違いがあるので、条件を確認して決める)

-TPP(環太平洋パートナーシップ協定)
オーストラリア、カナダ、シンガポール、チリ、日本、ニュージーランド、ブルネイ、ベトナム、ペルー、マレーシア、メキシコが加盟しています。まさに太平洋をぐるりと環になっています。

 

-RCEP(地域的な包括的経済連携協定)
ASEAN10か国+オーストラリア、ニュージーランド、中国、韓国、日本で今年、始まりました。
そして日本にとって、中国や韓国との初の経済連携協定です。

☝さて、ここで何か気がつきましたか?
はい、”アメリカ” が上記3つの多国間枠組には入っていません。
アメリカは、TPPを2017年に離脱しているからです。よって環太平洋地域でアジアとアメリカの多国間枠組みがない状態になっています。

 

2.アジア、環太平洋地域の新たな多国間枠組みへ

大平洋の環の多国間枠組みに入っていないアメリカは、新たな枠組みである IPEF(インド太平洋経済枠組)を提唱。2022年5月、東京で行われた日米首脳会談を機に日本も参加表明しています。
現在の参加国は、アメリカ、オーストラリア、韓国、インド、フィジーとASEAN 7カ国(ブルネイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの14カ国となっています。
具体的内容は、また確定していませんが、参加国をみると既に2国間協定が存在している国々もあります。関税軽減や撤廃も盛り込まれるのか、今後の動きに注目です。

 

3.終わりに

7月のIPEF会合では、貿易だけでなく、脱炭素の分野でも意見交換されたようです。
今後、新しい対応の枠組みになっていくかもしれません。
物品の輸出入に関税に関係するかどうかの視点だけで枠組み内容を追っていたとしても、社会情勢、歴史的なもの、思惑などが見えてくることもあるので面白いですね。

 

では、また。

 

記事を書いた人

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前田 みちえ

事務の前田です。
”ニット” をキーワードにデスクワーク目線から
感じたことを綴っていきたいと思います。
宜しくお願いします。

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