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皆さん、こんにちは。井野です。

ファストファッションが廃れて、サスティナビリティがファッション業界で謳われるようになってから久しいですが、そんな影響もあってか、より質の良いものを求める傾向は強まり、特に若い世代からのそういった興味関心が増えてきています。ただ、私が個人的に驚いたのは、ラグジュアリーブランドの市場においても、ミレニアム世代とZ世代が近い将来メインターゲットになっていくということでした。今回はその内容を話していきたいと思います。

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ラグジュアリートレンドリポート

アメリカのコンサルティング会社であるBain & Co.によると、2022年には市場の消費が400ミリオンにも到達していましたが、2030年までには、それが500ミリオンに到達すると予想しています。

2019年には、Generation Xとミレニアム世代がラグジュアリー市場の66%を占め、Z世代はわずか8%にしか満たなかったのに対して、2022年には、ミレニアム世代とZ世代によってラグジュアリー市場の72%を占めています。

更に、2030年までには、Z世代と、2010~2020年前半に生まれたAlpha世代が、ラグジュアリー市場の1/3を占めるとまで言われています。その根拠は、Z世代がハイブランドを始めて購入した年齢が平均で15歳という結果が出ており、ミレニアム世代と比べると3~5年早いそうです。このハイブランの初めての購入の年は低年齢化する傾向にあり、Alpha世代でもその流れが続くと予想されています。

まとめ

ラグジュアリーブランドは、いくらターゲット層を若い人向けにマーケティングしても、実際には高い年齢層の人達がメインで購入されている状況が続いていると思っていましたが、ここ数年で劇的に変化し、さらにその流れが加速していくのは、驚きでした。これからは、ミレニアム世代にZ世代、更にはもっと若い世代の趣味趣向や傾向を良く把握する必要性を感じました。これからの時代を担う世代には、また違った意味でも注目ですね!それでは、また。

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井野芙月

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記事を書いた人

アメリカの大学でファッションデザインを学んだ後にニューヨークで働いていました。皆さんとはまた違った、私自身の目線で情報を発信していけたら嬉しいです。

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