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こんにちは、丸安毛糸の寺尾です。

このブログを書いている今は桜が満開なシーズンです。

また、衣替えのシーズンでもありますがこんなご経験はありませんでしょうか?

「あら、やだっ!?ニットの接ぎ部分がほつれているじゃない!!」

http://free-photo.net/serach/entry.php?id=2989&search=男性よりお借りしました。

そんな時の対処法を今回は紹介していきます!!

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どんな修理が出来るのか?

画像の様な脇線以外にも、下記のような部分のほつれに対応できる方法です。

・アームホールの袖付け線

・肩接ぎ線

・袖下線

・デザイン切り替え線

リンキング接ぎでなくても、ミシン縫い、ロックミシンなど、どのような接ぎ方でも応用できます。

コの字接ぎのやり方

コの字接ぎ と呼ばれる、名前の通りカタカナの”コ”を書くように

補修していく技法を使って直していきます。

コの字接ぎの良いところは、表から補修跡が目立たない所です!

また表から見ながらお修理をしていくので、作業がしやすいです。

まずは、これ以上ほどけてこないように補強します。

リンキング糸の端が出ていたので、ほどけないように、

内側に糸始末をしました。

糸始末が出来ない場合は、かがって止めてください。

コの字接ぎには別糸を使うので、糸は残しておかなくてOKです。

次に、補修用の糸を用意します。

本体の共糸があればそれを使って下さい。

ない場合は、同色のミシン糸など細くて強い糸を使います。

今回は、工程が見やすいように、色の違うミシン糸を使っています。

補修の糸を内側から入れます。

ニットは玉結びだけでは抜けてきてしまうので、

編み地を少しだけ針で拾って、輪の中に針を通します。

こうすると糸が抜けなくなります!

補修糸を表側に出し、コの字を書くように接いでいきます。

白い線をなぞるように針を入れていきます。

穴の部分の糸が渡るくらい、ゆるくで大丈夫です。

接ぎ合わせた時に一番端になる目の、少し内側を拾うと仕上がりがきれいになります。

こんな感じになりました。

穴よりも少しオーバーするくらいの範囲を接ぐようにしてください。

糸を上の方向に引っ張ります。

こんな感じで、表からは目立たなくなりました!

最後に糸始末をして完成です!

共糸または同色糸でお修理をすれば、さらに目立たなくなります。

まとめ

穴が空いてしまったからといって諦めるのはまだ早いです!

簡単な作業で穴を目立たなくする事が可能なので是非試してみてください!

丸安毛糸株式会社はニットのOEMも承っておりますので下記のURLよりお気軽にご連絡下さい。

記事の内容やニットに関することは、お気軽にお問い合わせください

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寺尾亮太

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記事を書いた人

素材部の寺尾です。
テニス、サウナ、映画、キャンプが大好きです。
ブログでは自分の趣味を絡ませながらニットについてご紹介していこうと思います。

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