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こんにちは、佐野です

早いものでSSのサンプル打ち合わせが多くなって参りました。

そんな中で改めて1×1リブや総針、片畦や両畦など基本組織の編み方についてのご質問を頂く機会が増えてきました。

ちょうど過去のブログでもいい感じに紹介しているものがありましたので、改めてご紹介できればと思います。

今回は1×1リブと総針ゴムについてです。

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1×1リブと総針ゴムを図解にしてみると

まず上の図を見てみてください
1×1リブと総針ゴム、一見判断に迷うぐらい同じような見え方ですが、編成図で分解するとこんな感じになります。

ここで一つ解説をさせて頂きたいのが、1×1リブの“1×1(いちいち)”、総針ゴムの“総針”とは何を示しているかという部分です。

私は当初、1×1リブを1目表目×1目裏目のリブと認識しておりました。

間違いではなかったのですが正解かというとちょっと違うみたいなんですね。

どういうことかと言いますと、横に並んだ針配列において、1目編んで1目は編まないということを向かい合わせで繰り返すことを指しております。

これに基づくと、2×2リブは2目続けて編んで2目続けて編まない、反対側の針配列はこれを反転して繰り返す、というものになります。

なので、総針ゴムは名前の通り、全ての針を編む、という事になります。

もう一度図解を見て頂くと、1×1リブは1針ごとに編む、編まないを繰り返しており、
総針ゴムは全ての針を編んでいることがおわかりになるかと思います。

また、針の配列そのものにも違いがあり、1×1リブはよく見ると向かい合った針が同じ位置にあり、総針ゴムは向かい合った針が半目互い違いになっております。

これによって伸縮や出来上がりの幅の差、それぞれの組織から別の編地に編みつなぐ際の効率なども変わってきます。

まとめ

今回はまず、1×1リブと総針ゴムの編み方の違いについて触れてみました。

次回はもう少し編み上りのそれぞれの組織の特徴なんかについてもお話してみようと思います。

記事を書いた人

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佐野 貢士

ミリタリーをはじめ、ヴィンテージのセーターとロックンロールが大好きです。
ギター歴15年、編み物歴は10年になります。
このブログでもニットとロックを絡めた内容で書いていきたいと思っています。
宜しくお願いします!

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