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こんにちは。
新しい期を迎えた4月が始まりました。
RCEPの日本側でも新たなステージに入っています。
次の細かい画像は何だと思いますか? RCEPにも関係あります。
今回はこの表を挙げていきたいと思います。

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1.譲許表とは、

細かく難しいそうな印象をもちそうな上記の表を譲許表といい、各品目のRCEPなどの関税がどのくらい、どのように削減、撤廃となるのか定めた表です。
国ごとに作成されているので、輸出であれば相手国の譲許表、輸入であれば日本の譲許表を確認していきます。
この表から発行何年目の削減率を知ることができますが、品目によっては関税の即時撤廃や段階的なを引き下げ、除外品があります。つまり、発行=即関税撤廃になる品目ばかりではないということです。

2.RCEP譲許表から輸入関税率を読む

https://www.customs.go.jp/kyotsu/kokusai/gaiyou/staging/rcep.pdf (税関HPより)

統計品目番号と年度の交差点がその年の税率になります。

<WTO協定  : 5.6 % RCEP適用前>
<RCEP発行  中国からの輸入・統計品目番号 5206.23010の品目の場合>
1年目 2022/1/1 ~ 5.1%
2年目 2022/4/1 ~ 4.6%
3年目 2023/4/1 ~ 4.1%
4年目 2024/4/1 ~ 3.6%
5年目 2025/4/1 ~ 3.1%
6年目 2026/4/1 ~ 2.5%
7年目 2027/4/1 ~ 2.0%
8年目 2028/4/1 ~ 1.5%
9年目 2029/4/1 ~ 1.0%
10年目 2030/4/1 ~ 0.5%
11年目 2031/4/1 ~ 無税 
以上のことを譲許表から読み取ることができます。
※ 統計品目番号の特定はとても内容が細かく分かれる品目もあるので、通関業者さんに相談するのもいいですね。

3.終わりに

一見、難しいそうですが内容は関税率予定表なので慣れてくると楽に思えてくるかもしれませんね(笑)

では、また。

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