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こんにちは、佐野です

このブログでも各スタッフから何度かご紹介しておりますが、本日は今一度スムース編みについて解説したいと思います

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 スムース編みとは

スムース編みとは、総針ゴム編みを応用した編み方で、コースごと交互に糸がかかるようにゴム編みをした編み方です。

インターロック編み、ダブルリブとも呼ばれます。

分かりやすい編成図がこちら

総リブが二重に重なったイメージです。

ですが編み図画像のように、針配列が総針ベースではなく、1×1ベースにあるところも総針ゴムとの大きな違いです。

1×1リブを互い違いに2回編むようなイメージでしょうか。

 特徴や応用方法

見た目は総針ゴム地に近いですが、1×1リブを2回編んでいるようなイメージなので、
糸の渡りに余裕があり少しふっくらと、しかしながらシャキッとした編地となるところが特徴かと思います。

スムースの面白い点は、半コース毎に糸を切り替えて作られる編み方のため、
ゾッキ以外にも配色や素材替えで応用がきくところにあります。

また、目が詰まりやすくダレにくいことから、適正ゲージから落としても編地として成立するところもスムースならではです。

例えば、1/72のベンソロを使用し、適正の16~18Gで編むとかなりピシッとし、
12Gで編むと天竺や総針ゴムだとずるずるになってしまうだけのところ、スムースであればゆるいながらも軽くふっくらとした編地に仕上がります。

画像だとちょっとわかりにくいのですがこんな感じです。

左が18G、右が12Gです

また、素材を変えて編むとこのように縦ストライプの柄が表現できます。

表裏同じ見え方です

もう一つ、更に応用したのがこちらです。

スムースの基本は1×1リブをベースにしておりますが、総針ゴムを編むときの針配列で、2×1リブ→抜いた針1目ずつを埋めるイメージで編むコース、といった感じに配列を変えることもできます

下の画像の縦ストライプに見える部分がこの編み方です。

オレンジが2目立っていて、透明なパープルの糸が1目になっています

まとめ

以上スムース編みのご紹介でした!

まだまだ奥が深く、素材の組み合わせや配列を変えて編む柄は私たちも数多くチャレンジしております。

ウェブサイト内のKNITTING INSPIRATION内でもご覧いただけますので是非見てみてください

それでは!

記事の内容やニットに関することは、お気軽にお問い合わせください

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佐野 貢士

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記事を書いた人

ミリタリーをはじめ、ヴィンテージのセーターとロックンロールが大好きです。
ギター歴15年、編み物歴は10年になります。
このブログでもニットとロックを絡めた内容で書いていきたいと思っています。
宜しくお願いします!

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