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こんにちは!丸安毛糸の若名です。
お洋服は編み方や生地の特徴が商品の名前になっていることが多いですが、
実際よく分からない・・・みたいなことがありますよね。
ミラノリブも商品名でよく目にすることがあると思いますが、
実際カットソーなの?ニットなの?そもそもどんな生地なの?という部分から、編み方までを簡単にご説明させて頂きます!
目次
ミラノリブとは?
ミラノリブはリブ編みと袋編みを組み合わせて作るニット編地になります!
しっかりと厚みが出ることと、横段の畝(うね)の独特な表情が見た目の特徴になります。
馴染み深い天竺やリブ、畔編みに比べて伸縮が抑えられた編地になるため、
生地として使用し、カット縫製することも多いです。
ちなみに、イタリアのミラノで生まれたことからこの名前がついたそうです!
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ミラノリブの編み方
上記で少しご紹介しましたが、ミラノリブはリブ編みと袋編みを組み合わせて作ります。
編み組織は下図のようになります。
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両面同じ横段の畝が出るので、リバーシブル仕様に向いているのも特徴のひとつです。
ハーフミラノとは?
ミラノリブの仲間には、名前の通り編み方を省略したハーフミラノというものがあります!
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ミラノリブとの違いは片方のみ片袋で編まれているところです。
表側は横段の畝が出ますが、裏側は天竺の表側の見え方になります。
編み組織は下図のようになります。
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ミラノリブと同じく伸縮性が抑えられるため布帛に近い見え方になりますが、
ミラノリブよりも厚みを抑えたいときや糸量を減らしたいときに使いやすいです!
もちろん工程も減るので編み時間の短縮にもなります。
前後で編み段数が違うのでひっくり返りやすいという注意点がありますが、
袋で編んでいない方の度目を緩めるなどの方法で抑えることができます。
最後に
今回はミラノリブについてご説明いたしました。
ニットだけど布帛っぽい見え方のミラノリブは高級感が出しやすく、
ジャケットなどを作るととてもかっこよく仕上がりますよ!
それではまた。
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記事を書いた人
丸安毛糸製品部の若名です。
前職では布帛のODMをしていたので、ニットに限らず洋服のことについて色々とご紹介できればと思います!