この時期、花粉症の人が気をつけてほしい、ニット素材のお話し。
- 生活に役立つ豆知識
- 投稿日:
- 2019-03-20
- (更新日:2020-06-27)
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こんにちは。花粉症のみなさん辛いですよね~。私、阿部も花粉症祭り絶賛開催中です!今回は花粉症に悩む皆様に以前に投稿したブログに加筆して再投稿です。(2019.3.20)
目次
- 目次1 今や国民病!
- 目次2 ウールVS花粉
- 目次3 有効対策
- まとめ
今や国民病なんです。
ある調査では、花粉症患者の割合は国民全体の15.6%で約1800万人が花粉症という調査結果があります。また、花粉症に費やされる国民医療費は年間約2000億円といわれ、さらに花粉症による睡眠不足や集中力の低下による経済損失は数千億円と言われています。もっと医学が発達して患者が減少すれば、この分が別の消費に回って、日本経済が活性すれば良いのになぁ~としみじみと考えさせられました。しかも、花粉症は日本だけではなく世界中で蔓延している病気で、グローバルな観点から対策を考えなければならないと思った次第です。
~ウールVS花粉~
さて本題です。少しずつ温かくなったといっても、朝晩は寒い日が続いています。ウール素材のセーターも、まだまだ着ていたいですが、実は、花粉症の人には辛い、こんなデータがあります。
『綿の服に付く量と比べると、絹は1.5倍、化学繊維は1.8倍、そしてウールは9.8倍も花粉が付きやすい』出典:化学繊維の服と、ウールの服。花粉が付きやすいのは… | 健康Q&A<健康>より
どうしても毛羽立っている素材は空気中の花粉を巻き込みやすいようです。
さらに『ウールのセーターやマフラーなどは素材の隙間が大きいので、花粉が奥まで入り込んでしまいます。』
これは素材にもよりますが、太い番手のウール素材は気を付けたいポイントです。
また、ウール素材の服とポリエステル素材の服を組み合わせて着ると静電気が起きやすくなり、花粉が付着しやすくなります。
静電気が起きにくい素材の組み合わせにも注意したいところです。ポリエステルやナイロンなど表面がツルツルした花粉が付きにくい素材の服装を選ぶのが一番いいのかもしれません。
何か有効な対策は?
花粉の付着は外出する以上、完璧に防止することは無理ですが、ひと工夫することで付着を減らせる方法はいくつかあります。
『花粉の友達、静電気を防止。』 お洗濯する時に、柔軟剤を入れることで花粉の友達、静電気を抑えることができ花粉の付着を軽減できます。もっと簡単に防止したいという方は、市販の静電気防止スプレーを吹きかければ、かなり効果があります。
『最後が大事。 』 花粉症の人たちには、当たり前すぎることですが、外出先から帰宅したら衣類を振り払う、ブラシをかける、コロコロで取り除くなどなど、地味なことですが、これも大事なことです。
まとめ
花粉は2月下旬から4月中旬がスギ花粉、4月後半から5月中旬がヒノキ花粉が主に飛んでいます。『まだまだニットは着たいけど、花粉が心配・・・・・』という、LOVE KNITな花粉症な方には、 ”綿素材×静電気防止スプレー×そして仕上げに振り払う”この組み合わせをおすすめします。また、エリエールさんのWEBページ「花粉省」は花粉対策が盛りだくさんですので、是非参考にしてみてください。ひと工夫で花粉症の人もまだまだ、ニットLifeを楽しめますので参考にしてください。それではまた・・・・・