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皆さんこんにちは~(^^)/ 織田です。

関東も梅雨入をりして毎日ムシ暑さが続いて何か嫌な感じですよね~(-“-)
私は大の冷房好きなので家に帰るとギンギンに部屋を冷たくして快適?に過ごしています。

因みに、私のこれからの楽しみはフルーツ狩りです!!直近ではさくらんぼ狩りに行く予定です。その次は桃狩りで、その次にはまだまだ少ないシャインマスカット狩りも考えていま~す。特にシャインマスカット狩りは今からウキウキしています。(8末~9月予定なんですが。。。)(笑)

そんな暑さの中、実は先週 微笑の国タイに行ってきました~! タイも雨期に入っていて気温38度の湿度70%で日本の梅雨が涼しく感じる程の暑さでした。

今回はそんなタイでのニット糸についての情報です。

 

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灼熱の地タイでニット素材は存在するの?

タイの気候から取れる繊維で有名なのが「JIM THOMPSN」に代表されるタイシルクです。それともう一つがコットンです。
タイシルクとコットンはとても光沢が有り肌触りも凄く良く高級素材として使用されていますが、ほとんどが高級スカーフやクッションガバーなどの雑貨物や高級シャツ地といった織物として欧米各地に送られています。なので本来ニット用素材としてはコットン100%位しか存在しないんです!
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タイでニット素材は作れないのか?

先ほどもお話をした様にタイでは織物が中心の為ほとんどニット用素材は存在しません。なぜなら今現在タイ国内でニット製品の需要があまり無いからです。それからもう一つの理由としては原料の種類が少ないという事です。シルク、コットン、アクリル(ノーマルタイプ)、ポリエステル(ノーマルタイプ)くらいしか無いそうです。なのでファンシーヤーンなどは無く細番手のストレート糸のみとなってしまい紡績の規模は巨大で大LOT生産となってしまいます。しかし最近はローカル企業だけでは無く日本の企業も進出しているので色々と打ち合わせをする事が出来る様になってきました。
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タイでの染色(糸染)はどんな感じなの?

私が見学をさせて頂いた染色工場さんは驚く程綺麗で設備が充実していて素晴らしいの一言でした。チーズ染色もカセ染色も釜の数が多くて特に小LOT用の小釜が多いのにはびっくりしました。(でも小釜は日本と同じで何時も混んでいるそうです(^_^;))
又、糸を巻く巻機も充実していました。それから今の日本では中々出来なくなってきた「カセシルケット」の機械も設備されていました。
他には日本の染屋さんには絶対に無い様なガス焼きの機械や双糸加工の出来る撚糸機があるのには本当にビックリしました。

チーズ染色の釜です。↓
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カセ染色の釜です↓

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カセ染めのコーンUP機↓

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ガス焼き機↓

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タイのニット糸事情のまとめ

タイの紡績工場や染色工場には素晴らしい機械が沢山設備されています。又現場の人達もとてもまじめな方ばかりでした。
しかし残念な事にまだまだニット糸については原料を含め企画開発がほとんどされていない状態です。
これから私達に出来る事は今まで培ってきたアイディアや情報そしてニット糸を作るノウハウを持ってタイの工場のスタッフとチームを作り新しいものを一緒に作り出す事が必要なんだと感じました。タイの熱~い人達とこれかも「LOVE KNIT」を作り続けたいと思いま~す!!

ではまた~!

記事の内容やニットに関することは、お気軽にお問い合わせください

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織田 博史

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記事を書いた人

皆さんがワクワクしながら楽しいニットを作れる様、日々素材開発をしている
ヤーンイマジネイターの織田と申します。
皆さんと一緒に常に新し事にチャレンジしながら数多くのヒット商品が生まれる様にお手伝いをしたいと思っております!(^^)!
素材の事なら何なりとお申し付け下さい
PS. 趣味は大自然と戯れるGolfです。

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