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暑い夏がやってきました。

この季節にはさっぱりしたものが食べたくなりますよね。

そこで、流しソーメン&うどん打ち体験に行ってきました。

めんつゆに薬味のミョウガをたっぷり入れて、冷たいソーメンをツルツル。

あーおいしかった。

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こんにちは丸安毛糸(株)素材部の田崎です。

早いもので今回で3回目になります。

今回は、前回の糸の太さについてに続き、糸の番手について書いてみます。

 

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糸の番手はどのようにきまっているの。

糸のある一定の重さに対しての長さが糸の番手になります。

前回のおさらい

ウール番手 1Kg=1Km(1g当たり1m)

綿番手   1ポンド(453g)=840ヤード(768m)(1g当たり1.7m)

麻番手   1ポンド(453g)=300ヤード(274m)(1g当たり0.6m)

デニール  0.05g=450m(1g当たり9000m)

 

番手はウール、綿、麻、長繊維(化学繊維)など素材によって違います。

各素材を1g当たりの共通した単位に直したのが共通番手になります。

(共通番手とは1g当たりの糸の長さになります。)

表示方法は,ウールの場合には1gで10m(1Kgで10000m)の糸は1/10(十番)になります。

 

各素材の番手表示方法

素材によって表示方法に違いがあります。

ウール1/1 綿0.6/1 麻1.7/1 9000デニール(化学繊維)

以上の表示はすべて同じ長さになります。

ウール番手は1/10と表示をし、十番単糸といいます。

上の1が糸の本数を表し、下の10が長さを表します。

綿と麻は10/1と表示をし、上が長さを表し下が糸の本数を表します。

ただし、綿と麻では同じ表示でも長さに違いがあります。

それは上の計算方法を参照してください。

 

綿番手、麻番手、デニールをウール番手に直します。

綿番手の30/1はウール番手の1/51になります。

麻番手の30/1はウール番手の1/18になります。

デニールの300dはウールの1/30になります。

 

簡単な計算方法

綿番手をウール番手に直すには、綿番手に1.7を掛けるとウール番手になります。

麻番手をウール番手に直すには、麻番手に0.6を掛けるとウール番手になります。

デニールをウール番手に直すには、9000をデニールで割るとウール番手になります。

 

こんな便利なものが昔から会社にありました。

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↑画像はクリックすると拡大します。

30数年前に私が入社をした時に頂いた番手換算表です。

今でもこの表を見るたびに会社の歴史と重みを感じます。

 

まとめ

今回は数字が多く、私の説明もわかりにくい所があると思いますが、慣れると便利です。

手芸糸屋さんに行ったときに、1玉 50g 100mの表示を見たら、100m÷50g=1/2となります。

このように少しづつ楽しんで下さい。

次回もよろしくお願いいたします。

記事の内容やニットに関することは、お気軽にお問い合わせください

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田崎 一秀

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記事を書いた人

東京都墨田区、スカイツリーの近くで生まれ育ち、現在は埼玉県三郷市に移り住む
趣味は草野球とヘラブナ釣りで、草野球歴は39年、走るのが辛くなりました。最近は近所の川での釣りをすることが多くなりました。
昭和33年生まれ、牡牛座のAB型

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