スポンサードリンク

 

DSC_0983

こんにちは。小栁です。

今年も新玉ねぎの収穫をしてきました。覆っていた黒いシートを外すと中から輝く黄金色の新玉ねぎが顔を出してくれました。去年に比べ一つ一つが大きく立派に育ってくれてたことがとても嬉しかったかったです。大きいので食べ応えもあり、柔らかく甘い新玉ねぎはやっぱり最高!です。

 

それでは本題にはいりますが、前回に引き続き印鑑についてご紹介しますのでお付き合いください。今回はどのような種類の印鑑がどのような場面に使われ、どのような印鑑の押し方があるかを紐付けしていきます。

 

目次

  • 会社における印鑑の種類
  • 個人における印鑑の種類
  • 契約書でよく見る押し方
  • 最後に

 

スポンサードリンク



会社における印鑑の種類

■代表者印(丸印 )
会社の実印である代表者印は、法務局へ会社設立の登録を行う際に使用した印鑑。法人・団体にとっての実印に当たります。法務局が印鑑証明書を発行します。会社が正式に作成したものであることを証明するために捺印する印鑑が代表者印です。

■社印(角印)
見積書、請求書、領収書、契約書など日常業務で発行する書類を正式に認めた証として押印する印鑑。会社の認印となります。会社名が入っているのが一般的です。重要な契約書等には代表者印と併用します。登録の義務はありませんが、その法人の信用度という点で重要なものになります。

■社判
会社で用いる印鑑全般を指します。実印、会社の名前が入っているゴム印および社印、会社の住所印などが挙げられます。基本的には、権限がある人が社判を押しますが、必要に応じて委任する場合もあります。委任したとしても責任は権限者にありますので、注意が必要です。

 

個人における印鑑の種類

■実印
実印とは、住民登録をしている市区町村に印鑑登録を申請し、受理された印鑑のこと。印鑑の中で最も重要なものであり、銀行印や認印などの他の印鑑との併用を避けます。不動産取引、遺産相続、自動車登録といった場面で使用します。

■銀行印
銀行印とは、金融機関での口座開設や金銭の出納に使用する印鑑。金融取引において非常に重要な印鑑となりますので、紛失には十分注意しましょう。ちなみに、会社にも「会社の銀行印」が存在します。手形や小切手を出すときに使用します。

■認印
印鑑登録していない、実印でない全ての印鑑を指します。印鑑証明のいらない書類等に使用されます。宅配便の受け取りなど、日常で最も使用される印鑑です。三文判やシャチハタ等を使っている人も多いですが、法律上の効力は十分ありますので、扱い方には注意してください。

 

契約書でよく見る押し方

■契印
契約書の枚数が2枚以上になるとき、それらが1つ文書であることを示すために両ページの見開き部分に押します。
一旦、製本した契約書に後から手を加えることができないよう、両ページにまたがるように割れ目に捺印します。

契印

 

■割印
契約書の正本と副本など、同じ文面の文書を2つ以上作成した際に、それらが関連するものであることを証明する押し方です。正本と副本とにまたがって1つの印鑑を押します。

割り印1

 

 

割印

 

■消印
契約書に収入印紙を貼った場合に、その印紙の再利用を防ぐため、印紙と契約用紙とに半分ずつかかるように押印することです

消印1

画像はごちラからお借りしました。

 

■訂正印
契約書を作成してから、訂正する必要が発生した場合は、手書きで修正します。その場合、消す箇所は二重線で消し、正しい語句を余白に書きます。更に、欄外に「第○条中○字削除○字加筆」あるいは「第○条中○字削除○字加入」などと書きます。最後にすぐそばに、甲・乙両者の印鑑を押印するのを訂正印といいます。ここで用いる印鑑は署名捺印に用いたものを使用します。

訂正印

写真はこちらからお借りしました。

 

■捨て印
内容を訂正する際、上記の「訂正印」にそった書き方をしなければなりませんが、その都度相手方に押印をお願いする手間を省く目的で、あらかじめ余白に押印しておくのを、「捨て印」と言います。

 

■止め印
契約書を作成した際、書面の最後に余白がある場合に、悪用を防ぐために、「以下余白」という文字を入れる代わりに押印するのを止め印と言います。

止め印

画像はこちらからお借りしました。

 

■角印
領収書や請求書など、日常発行される書類に押印される印鑑を角印と言います。契約書において、甲.乙署名捺印する欄には、社名のところに角印を押す必要はありません。請求書や領収書などに角印を押す場合は、会社名にかかる位置に押してください。

 

最後に

印鑑の種類や印鑑を押すといってもその方法は様々です。
日常業務で目にすることや使用する場面も少ないかもしれませんが、印鑑の種類や押し方が何を意味するものなのかを理解することで、いざという時に役に立つとこともあると思いますので、ビジネスマナーとし頭の片隅にでも入れておいてくれたら幸いです。

記事を書いた人

アバター画像
小柳 美代子

こんにちは。自由と自然を愛する事務の小柳です。
いつかは放浪の旅をしたいっ!です。

スポンサードリンク

BLOG TOP