うがいのように洗い流す「鼻うがい・鼻洗浄」その効果とは?

  • 生活に役立つ豆知識

 

こんにちは。小柳です。

去年から今年にかけインフルエンザが流行し周りでかかった方はいませんか?丸安毛糸のスタッフも何名かインフルエンザにかかっていましたよ。私はうつらないように、うがい手洗いはかかしませんでした。(←効果があるかないかは不明ですが・・・笑)また、この時期はインフルエンザだけでなく、花粉も飛散し始め症状に悩まされる方も多くなるはず。そこで今回は風邪や花粉症対策に効果的!な、のどをガラガラさせるうがいではなく、鼻をスッキリさせる「鼻うがい・鼻洗浄」をご紹介します。

画像はこちらからお借りしました。

 

目次

  • 鼻うがい・鼻洗浄の効果
  • 鼻うがい・鼻洗浄の方法
  • 最後に

 

鼻うがい・鼻洗浄の効果

鼻の不快感の解消

鼻の不快感 鼻をかんでも出にくい粘り気のある鼻水もスッキリさせることができます。

花粉症の症状緩和

花粉症の症状は、鼻や目の粘膜に花粉が付着することで起こるアレルギー反応です。鼻うがい・鼻洗浄をすることで、鼻の内部に侵入し、付着した花粉を洗い流すことができるため、くしゃみや鼻水などの症状を緩和することができます。

風邪の予防

鼻の粘膜に付着することで起こる風邪を予防することにも、鼻うがい・鼻洗浄は効果的です。花粉と同様に、鼻の内部に侵入したウイルスを早めに洗い流すことができます。風邪のウイルスは鼻やのどの粘膜に付着し体内で増殖します。しっかりと予防したい方は、のどのうがいとあわせて鼻うがい・鼻洗浄を行いましょう。

ちくのう症の予防・症状の緩和

ちくのう症とは、目と目の間やほほなどにある副鼻腔という空洞にうみがたまる病気。風邪や花粉などが原因で炎症が起き、粘り気のある鼻水や鼻づまり、頭痛といった症状が起きます。鼻うがいでは副鼻腔を直接洗い流すことはできませんが、鼻の中の粘り気のある鼻水を洗い流すことができますから、ちくのう症の予防や症状の緩和に役立つと考えられます。

鼻うがい、鼻洗浄の方法

鼻が痛くならない食塩水や専用の洗浄液を用意

真水を鼻から入れると、鼻の奥や耳の奥にツーンとした痛みを感じます。ヒトの体液と水の浸透圧が違うからです。鼻うがいを真水ですると激しく痛みますが、体液の浸透圧と同じ、0.9%(精製水1リットルに対して9グラム(小さじ2弱))の生理食塩水やドラックストアなどで買える市販の洗浄液で行うと、刺激や痛みはあまりありません。体液に近い、一定の塩分を含んだ食塩水(生理食塩水)を使うことで痛みなく行うことができます。

洗面器で行う場合

生理食塩水が入った洗面器に顔を近づけ、指で片方の鼻の穴を押さえながら、空いている方の鼻の穴から液を吸い込み、吸った鼻から出します。逆の鼻も同じ要領で行い、それぞれ3~5回くりかえします。

また、鼻から出すだけでも効果はありますが、慣れてきたら液を吸入した後に少しだけ上を向き、口の方へ液を落として口から吐き出してください。こうすることで、さらに効果が高まります。

鼻うがい・鼻洗浄専用の製品を使用する場合

製品ごとに決められている方法・手順を守ってください。

鼻うがい・鼻洗浄は1日1回

鼻うがいをした後は、スッキリとした爽快感が得られるため、日に何度もやりたくなるという方もいます。しかし、鼻の内側の粘膜はデリケートな部位です。鼻を洗浄しすぎが、かえって粘膜の線毛や粘膜面の機能を損なう可能性があるので1日1回に留めてください。

 

最後に

鼻の中をうがいのように洗い流す方法で、鼻をかんでも出にくい鼻水や、これから少しずつ増えてくる花粉などのアレルギー物質を取りのぞく効果があると言われていますので体調もUP⤴するはずです。是非試していただき、ムズムズしているものをスッキリしてくださいね。