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こんにちは。

以前、こんな言葉が聞こえてきました。
”本日のレート¥108 ! ”
ニット輸入がメインの私は ”えっ?!” と思いました。
ニット輸入時に取引先様へお支払いするレートと違う!

なぜ、レートが違うのでしょうか。レートが複数存在するのでしょうか。
今回は、ニットの輸入と輸出時に出てくる為替レートを上げたいと思います。

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1.為替レート

*為替とは:「離れた場所へ現金を運ぶというリスクを避ける為、手形や小切手などで決済すること」。
為替が同一の国内で行われる場合は”内国為替取引”となり、異国間の場合を”外国為替取引”といいます。
*為替レート:外国為替取引において、異なる通貨で売買する際の交換レートです。

2.為替レートに出てくる用語

*TTM :Telegraphic Transfer Middle Rateの略。
銀行が外国為替取引を行う際に基準となるレートで、毎営業日の朝に更新される。
*TTS :Telegraphic Transfer Sellingの略。
円を外貨へ。銀行が外貨を売るレート。
*TTB :Telegraphic Transfer Buyingの略。
外貨から円へ。銀行が外貨を買うレート。

3.電信・信用状など決済の種類によってレートが違います。

*電信売相場(仕向送金) : TTS
*電信買相場(被仕向送金): TTB
*輸入手形決済相場(信用状に基づく一覧払輸入手形の決済): ACC(Acceptance Rate)
*一覧払手形買相場(信用状に基づく一覧払輸出手形の買取): A/S(At Sight Rate)
*現金売相場(銀行が外貨現金を売る): CASH.S(CASH Selling)
*現金買相場(銀行が外貨現金を買う): CASH.B(CASH Buying)

4.レートを比べてみると

(例)USD(米ドル)
TTM  TTS  CASH.S  TTB   CASH.B
109            110            111         108              106

※ TTMをベースに各レートは、銀行手数料が足されたり引かれたりしています。
また、クレジット決済等ではカード会社等の手数料が発生します。

5.ニット輸入:代金支払いにでてくるのは

仕向送金時は、電信売相場のTTSレートが適用されます。
上記の例より、
→→ 海外へドルで送金支払時のレートは110

6.ニット輸出:代金受け取りにでてくるのは

被仕向送金時は、電信買相場のTTBレートが適用されます。
上記の例より、
→→ 海外からドルで送金受領時のレートは108

7.終わりに

冒頭にあった”¥108”は、被仕向送金のTTBレートでした。
輸出の会話をしていたようです。
輸入時に出てくる為替レートと輸出時に出てくる為替レートは違います。
TTSとTTBレート。どっちだっけ?と混乱する時は、
”銀行が外貨を買うのか売るのか”をベースに整理してみるとわかりやすくなります。

では、また。

記事を書いた人

前田 みちえ
前田 みちえ

事務の前田です。
”ニット” をキーワードにデスクワーク目線から
感じたことを綴っていきたいと思います。
宜しくお願いします。

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