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こんにちは、佐野です!

 

先日同業の素材メーカーさんと打ち合わせをしていた際、
話の流れから素材のアイディアが生まれ、とても素敵な糸が出来上がりました。

 

本日はこちらをご紹介したいと思います。

 

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目指したのは紡毛ベースのハイゲージ!

打ち合わせをしたご担当さんはスキーが大好きで年に数十回レベルで行かれるそう。

その際にインナーは16Gクラスの薄手のウールのセーターを着るそうなのですが、
ウール100%で梳毛の細番の奇麗な目面よりも、紡毛の目面で膨らみもしっかりしたものが良いとのこと。

ただ紡毛の細番は比較的高価格なので簡単には使えず、、、かといって1/24~1/32クラスの紡毛も単糸だと使えないし、、とのことでした。

ということは!!紡毛100%でなくても、あくまで紡毛ベースでウール100%になればよいのでは??

より細番の梳毛と撚糸すれば強度も増してなんとかなるかも、、、

 

 

というアイディアから試作をしてみました!

 

編地がこちらです。

今回は1/32の紡毛と1/72の梳毛を撚糸してみました。

出来上がりはもちろんウール100%ですが、素材ごとの比率でいうと紡毛が70%、梳毛が30%になります。

上がり番手は1/22。

同じクラスの梳毛100%、紡毛100%と比べると目面も紡毛に近い感じがしませんか?

 

梳毛と比べるとこんな感じです。左側の白が今回の糸、右が梳毛です。

 

 

こちらは紡毛と比べたもの。同じく左側が今回の糸です。

、、ちょっと無理やりですかね笑

 

 

見た目に加えて、梳毛がきちんと活きてくれているのか、
キックバックもしっかりしていてとても着やすそう。

不思議な感じです。

 

もう一点、スキーの用途を考えたら手洗いぐらいはできたらいいなと。

これはダメ元でしたが梳毛サイドの1/72は防縮を使ってみました。

思い切って洗濯機で洗ってみたところ縮みはとても少なく、製品の仕上げで強縮に近い洗いをかければ洗濯もできる可能性まで見えました。

 

とても良い感じです。

まとめ

素材づくりのアイディアも色々なことがきっかけで出てきますが、
今回のように着用したいシーンが明確にあるとすごくわくわくしながら作ることができました。

専門用語も多めでしたが、
今後も今回のように面白い糸づくりのストーリーをご紹介できたらと思います。

 

 

それではまた次回!

記事を書いた人

佐野 貢士
佐野 貢士

ミリタリーをはじめ、ヴィンテージのセーターとロックンロールが大好きです。
ギター歴10年、編み物歴は5年になります。
このブログでもニットとロックを絡めた内容で書いていきたいと思っています。
宜しくお願いします!

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