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こんにちは、大久保です。ゴルフダイジェスト「Choiceチョイス」のゴルフヘッドカバーアワードに参加しました。
ゴルフダイジェスト「Choiceチョイス」とは、ゴルフクラブをはじめとするギア全般、ファッション、コースなど、ゴルフの世界をより深く愉しむためのコンテンツを掲載する月刊誌です。

2020年10月1日発売のNO.235では、第2回ゴルフヘッドカバーアワードが開催されています。こちらの表紙が目印です。かわいいイラストの表紙ですね。

ゴルフヘッドカバーアワードは、P88~91に掲載されています。
私は、英国部門にエントリーしています。作った作品は、エントリーNO.1のユニオンジャックとフィッシャーマンのセーターです。
課題が「英国」とあったので、英国セーターといえば・・・「フィッシャーマンセーター」ですね。模様は編んでくときの達成感がたまりません。
今回は、定番の”なわ”と”蜂の巣”の模様を入れました。なわ模様は、漁師が使うアミやロープを表しています。漁の安全、大漁の願いが込められています。蜂の巣模様は、働き蜂が蜜を集めるように勤勉さを表しているそうですが、私はこの模様が編みやすくかわいいので気に入ってます。


通常のセーターを作るように、パーツをまず編みます。そしてパーツをつなげます。

使用した糸は、「バルーンコットン1/2.7」と「ラプター2/5.5」を組み合わせでいます。模様がくっきり浮きでるのと、ネップの表情が温かみのあるフィッシャーマンセーターらしいなと思ってこの組み合わせにしました。

フィッシャーマンセーターの完成!

もうひとつの作品は、英国国旗(ユニオンジャック)をモチーフにしました。かわいいファンシーヤーンを使って、表情豊かにつくりたいなぁっと思い、4種類の糸を使っています。ベースは、「フロッシーヘム(ネイビー)」と配色に「タイラント(赤)」・「バルーンコットン(白)」や「飛びモールヤーン(白)」。
ユニオンジャック柄は、線の太さと配色の絶妙なバランスを崩してはいけないと、画像をトレースして編み図案を作りました。
編み方はインターシャにしました。糸がこんがらがって編みにくいですが、後ろに糸が渡らないので色がくっきり出せるのが特徴でもあります。

ユニオンジャックのセーターの完成!ふわっふわの手触りも◎。

このミニセーターに、ゴルフクラブのヘッドを入れる部分とストッパーの役目のリブを付けた中袋を作り2重構造にしました。
セーター部分がきれいに見えるように、ヘッド部分の出し入れがスムーズにできること。クッション性によりヘッド部分を守れるように、耐久性は大丈夫かな・・と何度も引っ張ってみたり、構造面でも工夫し、仕立てました。

「使う人に喜んでほしいな・・・」ものづくりの意欲は、いつもここだな~と思います。どんな風に使われるのか、使いやすさと見栄えの良さの両方を考えて作っています。

雑誌には、こんな感じに掲載頂きました。アワードなので、人気投票があります!2020年10月1日~11月30日まで投票を受け付けています。

http://www.golfdigest.co.jp/digest/magazine_info/choice/headcover202010

ぜひ、他の方の作品もとってもステキなので皆さんに見て頂きたいです。
手編みや手作りのものはあたたかみがあって、見ると癒されたり、元気がもらえたりします。

http://gd.golfdigest.co.jp/choice/

記事の内容やニットに関することは、お気軽にお問い合わせください

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大久保 千聖

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記事を書いた人

小さい頃から編み物が大好き!文化服装学院ニット科を卒業後、丸安毛糸に入社。ニットに関する知識や情報がアイディアのきっかけになればと思っています。
また大好きな編み物の楽しさを多くの人に広めたいと手芸ブランド「60ろくまる」を立ち上げました!

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