スポンサードリンク

最近、朝の寒さから、冬がどんどん近づいてくるのを感じるようになりましたね。

仕事上、”あさ”をパソコンで変換すると”朝”よりも”麻”が先に予測変換される沓澤です。

そんなことはさておき、今回はレーヨンの魅力についておさらいをしていきたいと思います。

レーヨンの誕生秘話

レーヨンは人間の手で作り出された最初の化学繊維です。昔々、フランスのシャルドンネさんが人造絹糸としてパリの大博覧会に出品したら大好評だったことがその始まりです。それまで人は天然繊維に代わる人工の繊維を求めて、さまざまな努力を続けてきました。

image


とくにヨーロッパでシルクは同じ目方の金と交換されるほど高価な物だったそうで、何とかして絹の美しさを人間の手で作り出したい!!それが人々の夢でした。
レーヨン誕生にはこんな背景があったんですね。

レーヨンの特徴

人々が夢にまで見た人工繊維レーヨンの特徴は大きく2つあります。

【吸湿性が良い】
良く湿気を吸い、さらっとしているので下着や裏地、夏衣料によく使われます。
その吸湿性は綿をも凌ぐ性能です。

【染色性が良い】
様々な染料によく染まるので発色がとても鮮やかです。

夢の繊維も良い点ばかりではありません。

物性面で強度は弱く、とくに濡れると著しく強度が低下します。比重が重いのでシワがよりやすいといった欠点があります。

手洗い表記のアイテムなどお洗濯の際は水に浸かっている状態が長ければ長いほど縮みやすくなってしまうので短時間での洗いがおすすめです。

ここでレーヨン=洗えないというイメージをお持ちの方も多いとは思いますが、そのデメリットを解消したのが丸安毛糸のレイテック+(プラス)という糸です。

詳しくはコチラ↓をごらんください!

レーヨンの種類

レーヨンには光沢加減で分けられるダルとブライトがあります。もともと強い光沢がある素材で、本来の光沢のままのものをブライト、反対に光沢を抑えたものをダルといいます。また、その程度に応じてセミダル(弱つや消し)やフルダル(超つやけし)があります。

レーヨンの生分解性について

もともとレーヨンは木材パルプまたは綿セルロースから作られた天然ベースの素材です。その原料を科学的に反応、溶解させ繊維を作っています。天然に産出されるものから再生したセルロースなので、木材や植物と同様に微生物によって分解され土に還ることのできる地球にも優しい素材です。

まとめ

今回は再生繊維のレーヨンについて振り返りました。本来は絹に代わるものとしての役割が大きいようでしたが、混紡や撚糸によっても様々なデザインにも活躍できる素材です。僕もロングシャツでレーヨンものを使っていますが、柔らかさとドレープ性は雰囲気がでるのでとても気に入っています。少しでも企画の参考になれば幸いです。

それでは。

画像はコチラ↓からお借りしました。

https://tokubai.co.jp/news/articles/2882

https://www.flexjapan.co.jp/site/iroha_10

https://www.daiwabo.co.jp/rayon/page2.html?id=5

記事を書いた人

沓澤 龍昇
沓澤 龍昇

素材部の沓澤(クツザワ)です。出身は山形です。前職ではメンズセレクトショップで働いていました。皆さんと一緒にかっこいいニットをつくっていきたいと思っています。よろしくお願いいたします。

スポンサードリンク

BLOG TOP