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こんにちは。

お客様からのリクエストで先日ツイードの表現がニットでも出来ないかお問い合わせがあり、今回思考錯誤しました。

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ツイードの表現をニットでもできないか?

以前似たようなお問い合わせに対して取り組んだことがあるのですが、ツイードの特徴であるファンシーヤーンが国内糸だと豊富にないこと、あっても割高感があること、複数のファンシーヤーンの組み合わせは機械の相性もあり表現が難しかったことで、量産するに至りませんでした。

反省点を踏まえて次のことを重視しました。

①ファンシーヤーンでなくグランドを占めるプレーン糸は使いやすくコストパフォーマンスのある糸にすることで、全体的なコストを抑える。

また、ファンシーヤーンは1種類~2種類に絞る。

②単純な編み方でも組みあわせでよりツイードの表現が出来ないか模索する。

このような編地に仕上がりました

以上のことを留意して上がってきた編地がこれです。

白はラメが写真だとわかりづらくなってしまいますね。表目と裏目で見え方がかわりますが、裏目側の方がラメが表に出やすくなります。
黒はラメがギラギラしすぎましたが、ネップ入りのグラント糸使用したのでツイード感が白よりは出ました。

グランド使用のプレーン糸にネップがもとから入っている糸を使ったり、ラメを引き揃えてみたり・・・

天竺の編地よりも1目かのこ編みで裏目と表目の組み合わせにしたり・・・

片畦や総針など編み時間のかかる編み方よりも天竺やリブのような編み時間があまりかからない編み方に変えるなどしてみました。

でもこれでももう一工夫欲しいと思い、黒い方は細いポリエステル糸とプレーン糸ラメ引き揃えの2段ごとのボーダー配置で、2*2リブにしました。天竺と比べてもより生地のツイード感が増したように思います。

白い方はグランド使用糸を春夏糸のストローヤーンにラメ糸引き揃えにし、ペーパーヤーンを裏目に入れてファンシー感が出るようにし、5目毎に1目針抜きにしました。

使用する糸によって表現の幅が広がりました。

まとめ

編み方は、天竺やリブの組みあわせの方が編み時間がかかりにくくコストにも関わります。片畦やミラノリブなどの編み時間がかかる編み方だと糸使用量も増え、コスト高の原因となります。

製品として考えたときに、使用するファンシーヤーンのバランス、出来る限りベーシックな編み方にしたいと感じました。

それでは、また。

記事を書いた人

小嶋 真実

アパレルの販売をしたのちにニット製品が大好きで右も左もわからない中、ニットについて専門学校で学び直しました。
初心者だったころの気持ちを忘れず、新しい発見を書いていけたら思います!

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