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こんにちは、片野です。
今回は接触冷感機能のある素材をこちらにまとめてご紹介します!
接触冷感とは、文字通りに触れた部分がひんやりと冷たく感じる効果のことです。 この効果を活かして、快適に涼しさを感じることができるニットを作ることができます。
早速、素材別にご紹介します。
目次
接触冷感ーコットン素材
スポエリーアイスコットン 35/1 S&Z
綿100%
![](https://www.knitmag.jp/wp-content/uploads/2021/08/14aac420201a6dc9a3e303b89dcac387-1920x1338-1.jpg)
特殊紡績により、化学繊維を一切使用せず、また後加工等も施すことなくこの接触冷感を開発した素材。
強撚のS撚り、Z撚りに仕上げたことで、シャリ感とひんやりした清涼感のあるタッチが生まれました。
接触冷感ーレーヨン素材
エマーブル 1/25
レーヨン77% ナイロン23%
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カロン 1/32
レーヨン77% ナイロン23%
![](https://www.knitmag.jp/wp-content/uploads/2021/08/4727791011377c2fa71d1b4350b934b6-1920x1310-1.jpg)
レイテックプラス 1/50
レーヨン70% ポリエステル30%
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レーヨンは木材パルプに含まれている繊維質から作られた素材で、セルロース系と呼ばれる種類に分類されます。
このセルロース系の繊維は、天然繊維などに比べて、接触冷感が付きやすい素材になります。
レーヨンはドレープ感があるのでキレイめのデザインにも接触冷感を持たせることができます。
接触冷感ーアセテート素材
ソイル 1/34
アセテート88% ナイロン12%
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マットソイル 1/26
アセテート90% ナイロン10%
![](https://www.knitmag.jp/wp-content/uploads/2021/08/ef44896946cfe0489a08d947161d6e37-1920x1338-1.jpg)
アセテートもレーヨンと同じく木材パルプのセルロース成分に酢酸を作用させてつくるセルロース系繊維です。
さらっとしたタッチで肌離れが良く、着心地のよい素材です。
シルクのような光沢と上品なドレープ感もあります。
最後に
今回は接触冷感機能のある素材をまとめました。
各素材の試験データはヤーンコレクションの素材ページに掲載していますので、ぜひ見てみてください。
それでは、また。
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記事を書いた人
2017年に新卒で丸安毛糸に入社しました。
毎年イタリアのニット糸総合展『PITTI FILATI』に行っています。世界のニットトレンドを中心にニットの魅力を伝えられたら嬉しいです。好きなコトモノは手芸、北欧デザイン、海外旅行。
最近キャンプを始めました!外で飲むコーヒーは美味しいですね。