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みなさま如何お過ごしでしょうか?

昨日の東京のコロナ感染者はついに一桁と一時を考えると信じられない減り様です。

マスクさえすればもう普段通りの生活で宜しいんじゃないでしょうか?

皆さん買い物しましょう!!という事で今回は世界にニットシリーズ第三弾<ロピ―セーター>を取り上げます。

ロピ―セーターとは?

ロピ―セーターとは極北の地<アイスランド>の伝統的なセーターです。

スコットランドのフィッシャーマンセーターと同じようにアイスランドの漁師の必需品として長く愛用されています。

アイスランドのウールは少し硬めの外毛とふわふわと柔らかい内毛の二重構造となっており、撥水性、耐久力、保温性を増強しています。そして軽い特徴も持っています。

勿論手編みで、太番手のロービング(甘撚り)で編まれています。

原毛を活かした色目が多く、アイボリー、グレー、ブラウン、ブラックと無染色の羊毛が使用されてきました。

丸ヨーク

ロピ―セーターの最大の特徴は求心編みで編む、<丸ヨーク>に特徴が有ります。

一般的なセットインスリーブ、ラグランスリーブなどとは違い、袖の肘の上から身頃が一体となった丸ヨークとなっており、求心編みの柄が前面に出るデザインとなっています。

ロピ―セーターは機械編みのホールガーメントのように接ぎが無く、筒状に編まれています

袖口、裾口からそれぞれ輪編みで編み出します。(逆に襟口から編出す方法も有ります)その後身頃と袖の目を拾いヨーク部分を編んでいきます。

            ヨーク部分は引き返す事無く、分散減らし目をすることで傾斜を作っていきます。

 

マチ部分はメリヤス接ぎをすることで釜底を綺麗に始末します。

またロピ―セーターの代名詞とされる<丸ヨーク>は現代にもデザインとして多く使用されており様々なアレンジが加えられ、ニットのデザインに影響を与えています。

確かに丸ヨークの求心編みのニットは世界中で見掛ます。

ニットはそれぞれの気候に合わせた歴史が有るんですね?

今回は極寒の地、アイスランドのニットを御紹介しました。

 

ではまた!

引用元  https://nihonvogue.com/product/detail.html?id=2926
     http://knittingbird.com/2019/01/29/6877/
     https://nihonvogue.com/product/detail.html?id=2926

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