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こんにちは。

今年もいよいよ終わりです。
輸出入の観点からすると、為替変動が一番印象に残っています。そして物量を考慮しながら色々手配を進めてきた一年でした。
今回は、締めくくりとして、為替と輸送に出てくる似た略語を挙げたいと思います。

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1.TTBとTTS

為替レートにでてくる用語です。
*TTS :Telegraphic Transfer Sellingの略。
円を外貨へ。銀行が外貨を売るレート。
*TTB :Telegraphic Transfer Buyingの略。
外貨から円へ。銀行が外貨を買うレート。
手持ちのドルを円に替えるときは、TTBのレートになり、概ねTTS-TTBの差が損益になります。

2.FCLとLCL

* FCL(FULL CONTAINER LOAD)は、コンテナ一本独占することが出来る貸切で自社貨物のみが搭載れます。
メリットの一つには輸入地港でのデバン作業時間を省き、LCLより引取を早くする事ができます。
(コンテナの中身全てが自社分なので他社分と仕分けする必要がありません)
* LCL(LESS THAN CONTAINER LOAD)は、一本のコンテナに自社以外の複数荷主の貨物が一緒に合積されているので港でデバンします。よってFCLに比べ港での作業が多いので引取に時間がかかります。(船遅延などで港混雑時は大幅にデバン待ちの時間がかかる場合もあります。) 

3.終わりに

今回の TTB/TTS と FCL/LCL は、タイプミスや意味を取り違えると損益にかかわってくる場合があります。
例えば、物量によってもFCLかLCLの判断をすることがあり、急ぎでない&少量の貨物をFCLで手配するとかえって費用がかさむことがあります。

状況をよく理解して進めましょう。

では、また。

記事を書いた人

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前田 みちえ

事務の前田です。
”ニット” をキーワードにデスクワーク目線から
感じたことを綴っていきたいと思います。
宜しくお願いします。

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