こんにちは。
いよいよ3月に入り暖かい日が続いて気分も上がってきて…
と思いたいのですが、ツライ花粉症の季節ですね。
「今年はヤバい」「昨年の10倍」とのマスコミ前情報に見事に踊らされ、
(毎年同じような前情報が流れているような…)
2月に目薬と飲み薬を手配していたので今のところ大丈夫ですが、
子供のサッカー関係で週末はほとんど外にいるので
花粉と砂埃を全身で浴びており、油断は禁物です。
皆様もご自愛ください。
さて、3月ともなると店頭は完全に春物展開にシフトしており、
若干肌寒くても春物・春色を着たくなってくる頃かと思います。
そこで衣替えに伴う秋冬ニット製品のケアについて
お気に入りのニットほど着てしまうので、
袖口が伸びてしまったり、型くずれしてしまったり、
毛玉がたくさんできてしまったり、
引っかけて糸が飛び出してしまったり…
(秋冬シーズン大活躍したものの、型崩れが激しい毛100%Vネックニット)
お気に入りのニットを、来シーズン以降も綺麗に着ていただく為に、
簡単に出来るニットのお手入れテクニックをご紹介します。
伸びてしまったリブを修復したい。
着用していくと、特に袖口のリブなんかは伸びてきてしまいがち…
端っこが波打ってしまう事も。
(袖口の伸びとピリングが可哀想)
そんな時の強い味方が、スチームアイロンです。
家庭用アイロンのスチームでも大丈夫ですので、
形を整えたい部分から少しだけ浮かせて、
スチームをまんべんなく、たっぷりと当てましょう。
基本的には少し浮かせて使用しますが、やさしく
スチームアイロンを当てると、形が整えやすいです。
この方法は、袖口のリブ以外にも、
裾のリブや衿ぐり、またハンガーで型崩れした肩などにも使えるので、
是非お試しください。
ピリングを取る方法
お気に入りのニットほど毛玉が出来るあるある。
袖の内側とか、リュックのあたる腰まわりなどは
カットソーでも毛玉できます。
そんな困ったピリングに大小問わず対応してくれるのが
T字カミソリです。
前職では月の3分の1ほど出張に行っていたので
ビジネスホテルでT字カミソリを宿泊するたびに調達し
毛玉取り用にストックしておりました。
毛玉取れすぎてクセになります。
(永遠に毛玉が取れます)
強く押し当ててしまうと穴が開いたり、薄くなってしまったりと
取返しが付かないダメージを被る可能性があるので
撫でるようなイメージで気長にやるのがオススメです。
スチーム当てて、毛玉を取ってお気に入りのニットが甦りました。
この2行程を、春夏服との入れ替え前にやっておくだけで
来年の秋にまた活躍してくれること間違いなしですね。
それでは。
記事の内容やニットに関することは、お気軽にお問い合わせください
記事を書いた人
20数年のアパレル経験を生かした、特にレディースアパレルの皆さまに
喜んでいただけるようなサンプル製作に日々励んでおります。