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こんにちは、佐野です。

今日は両畦について少しお話したいと思います。

両畦、片畦、ニットの企画においてよく採用する編地ですよね。

1×1リブ、もしくは総針ゴムにタックのコースを入れて編んでいくこの畦編みは、
配色にすることで縦ストライプのように見せることもでき、この辺りもリブとちょっと違った特徴です

この辺りについても以前ブログを書いたことがありますので是非ご覧になってみてください

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畦のボーダーから更にアレンジ

さて、今回は畦をボーダーに編んだ時の縦ストライプ見えする編地から更にもう一歩発展させてみました。

簡単に言いますと、2色の糸を使って何かしら柄にできないか、というアイディアです。

早速ですが今回作成した編地がこちらです。

クレアライト1/10という綿ポリエステルの糸を2色用いて編んでみました。

ベースは両畦です。

縦ストライプ見えするときは、コース毎に配色、もしくは糸を切り替えて編むことで表現しておりましたが、この編地はコース切り替えかつ“タック目の配置”をアレンジすることでこんな感じの柄表現にしております。

言葉ではお伝えしにくいのですが、畦はタックしてひっかけている部分は表にあまり見えてこず、その前後のニットした目が見えてくる、というのがベースになっております。

その少し隙間の考えで、タック目、すなわち表から見えにくい目をコース毎ではなく一目一目に対して表側にタックするか、裏側にタックするかの配置をアレンジすることで柄っぽく見せられるのでは?と思いチャレンジしてみた次第です。

上の画像で言いますと、白のストライプが見えている部分はベージュがタックされており、ベージュが強く見えている部分は白がタックされております。

この原理でいくと、両畦なので裏側は白とベージュが反転します。

どちらを表にしても面白そうです。

まとめ

今回は同じ糸で違う色を使って編んでみましたが、割とうまく行ったんじゃないかなと思っております。

いつものことですが、こうしてチャレンジした編地でベースができると違う糸を組み合わせたりゲージを変えてみたり、ここからまたアイディアが広がっていきますのでまた全然違う見え方にも期待したいです。

それではまた次回!

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佐野 貢士

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記事を書いた人

ミリタリーをはじめ、ヴィンテージのセーターとロックンロールが大好きです。
ギター歴15年、編み物歴は10年になります。
このブログでもニットとロックを絡めた内容で書いていきたいと思っています。
宜しくお願いします!

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