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皆さん、こんにちは。井野です。最近ニューヨークに住んでいる妹の近況や、社内での海外出張に行っている様子を聞くと、海外ではすっかりコロナ以前の活気を取り戻していると耳にします。そんな中、世界的には生活がどう変化していくのか?WGSNが2025年のライフスタイルの変化を予測したレポートを発表していたので、中でもファッションに着目した観点で紹介していこうと思います。

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The Energy Resilient Home

環境問題からくる異常気象や災害が起こりやすくなっている昨今、エネルギー効率の良い家や生活への需要が高まっていると言われています。そのため、自家発電の可能なソーラーパネル、いざという時の食料のためのミールキットやプリペアーウェアなどが上げられます。ファッションに着目すると、災害時に寒さを凌ぐために、体内を暖める機能の衣服に着目し、イタリアのファッションブランドAlphaTauriはスイスのテキスタイル会社Schoeller and Deutshe Telekomとコラボし、伝熱性のある糸を開発し、アプリなどから温度をコントロールできるようなジャケットを開発しました。

The Hybrid Home

イギリスの会社のディレクター達の内74%は、パンデミック後でも在宅ワークを継続すると回答しているように、コロナの影響関係なく、リモートワークを活用するライフスタイルは今後も一般化する傾向にあります。いくつかのリサーチでは、リモートワークを併用した仕事の仕方は効果的という結果が出ており、Gallupという会社によると、15%生産性が上がり、31%欠席率が下がり、更には、10%離職率が下がったと言います。また、Lenovoが行った調査によると、アンケートに答えた20,000人の内、60%以上が家で仕事をした方がいつもより早く仕事を切り上げられたと回答しています。

こうして、家での仕事の機会が増えたことで、部屋で快適に着られながらも、外出時にも着られるほどのデザイン性を兼ね備えた部屋着(Two-mile wear)の需要が高まっています。

まとめ

世界的にみると、街はコロナ前の活気を取り戻しつつも、生活様式はまた以前とは変化していっているようですね。より多様化しているライフスタイルも考慮しながら、これからはモノづくりをしていく必要があるかもしれませんね。それでは、また!

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井野芙月

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記事を書いた人

アメリカの大学でファッションデザインを学んだ後にニューヨークで働いていました。皆さんとはまた違った、私自身の目線で情報を発信していけたら嬉しいです。

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