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こんにちは、佐野です。

2回続けて英国羊毛×起毛の編地をご紹介してきました。

今回はもう一歩発展させた編地のご紹介です。

前回までの記事はこちら

さて今回は、英国羊毛にモヘアを加えてみました。

今までは英国羊毛ゾッキで、イエロー系のカラーと白黒の撚り杢の違いをご紹介いたしましたが、
いつもチャレンジしている面白さと言いますか、違う素材を組み合わせて実験した編地になります。

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起毛のニュアンスの違う素材の組み合わせ

起毛というキーワードからモヘアを連想する方も多いことと思います。

そこへの違ったアプローチとして英国羊毛を使用してみましたが、今度は起毛の雰囲気の違う素材を組み合わせたらどんな効果が得られるか、という好奇心が芽生えまして、長くなりましたが編地を見て頂こうと思います

馴染みがよすぎてしまったのですがおわかりになりますでしょうか?

むしろ馴染むように狙ったところもありまして、細かいシングルジャカードで設計してみました。

初回の英国羊毛ゾッキの編地と比べるとこんな感じです。

ブラウン系の色が英国羊毛で、グリーン系の色がモヘア(ヴィクトリア1/13)です。

裏側はこんな感じになっております。

風合いの変化

これが画像のみでお伝えすることができず残念なので是非実物も触って頂きたいと思うのですが、
今回のこの編地は風合いの変化が一番面白い点でした。

英国羊毛はご想像の通りのがさっとした特徴的な風合い、悪く言うとちくちくした感じが苦手な方もいらっしゃることと思います。

モヘアはモヘアで慣れ親しんだ風合いではあると思うのですが、ボリュームがあっても少しすかっとした印象もあります。

この二つが合わさることで、モヘアの柔らかさと英国羊毛の弾力が混ざり、“あ、この風合いなんだろう?”“悪くない感じだな”という印象を抱いていただけることと思います。

まとめ

今回は風合いの変化もおもしろい編地ができましたので、繰り返しになりますがブログだけでお伝えできず残念です。

是非ぜひご来社の際はこの編地にも注目して頂けますと幸いです。

次回もまた少しこのシリーズのバリエーションをご紹介したいと思います。

それでは!

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佐野 貢士

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記事を書いた人

ミリタリーをはじめ、ヴィンテージのセーターとロックンロールが大好きです。
ギター歴15年、編み物歴は10年になります。
このブログでもニットとロックを絡めた内容で書いていきたいと思っています。
宜しくお願いします!

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