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何人かのスタッフに「シンガポールに行ってきたの?」っと。

「いいえ、違います。マレーシアに行ってきました!」と何度答えたことか・・・笑

こんにちは、マレーシアに足を運ぶのが2回目になる小栁です。

1回目は首都クアラルンプールから南下しシンガポールに入りましたが、今回は北上しつつオランウータン会いに行ったりペナン島でゆっくりしてきました。

この私が?リゾート地でゆっくり??っと思った方は数多くいるとは思いますが、リゾート地もいいものですね!笑

でも、旅行の中でオランウータンと出会えたことが一番印象にあり、かわいい動きや瞳に胸を打たれたワタクシでして、今回は仕事には全く関係ないのですが、オランウータンについて紹介しますのでお付き合いいただけたら幸いです。

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          弊社織田と同じ名前のヒロシ6歳。

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イケメンを決めてたヒロシが・・・人が居なくなった途端、くつろぎ始めた!笑

 

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熱帯アジアに生きる「森の人」

オランウータン(マレー語で「森の人」という意味)は、アジアで唯一の大型類人猿です。

大昔は東南アジアの島々とインドシナに広く分布していたと考えられていますが、現在では、ボルネオ(カリマンタン)島とスマトラ島の熱帯林だけに生息しています。

オランウータンは長い間、一種とされていましたが、現在では、ボルネオ島に生息するボルネオオランウータン(Pongo pygmaeus)と、スマトラ島に生息するスマトラオランウータン(Pongo abelii)の二種に分類されています。

オランウータンは、体毛の密度は低く、長くて荒く、赤みをおびています。雄は成長すると体毛が非常に長くなり、また頬の肉ひだが大きく発達し、きわめて特徴的な顔になります。スマトラオランウータンは、ボルネオのものに比べると顔が細長く、体毛が長く少し淡い色をしています。

 

分類

霊長目ヒト科

 

学名

ボルネオオランウータン:Pongo pygmaeus
スマトラオランウータン:Pongo abelii

 

大きさ、体重

体長:オス97cm/メス78cm
体重:オス60-90kg/メス40-50kg

 

生息地

東南アジアのスマトラ島とボルネオ島にしかいません。

画像はこちらからお借りしました。

 

オランウータンのくらし

オランウータンは、樹上生活をする霊長類の中では最大の種で、家族や社会生活を営まない単独生活者です。

オランウータンは、果実食が中心で、熱帯林に育つ野生のマンゴーやドリアン、マンゴスチン、イチジクなどを好んで食べ、その他若葉や新芽、昆虫、樹皮や時には鳥の卵なども食べます。

広い範囲をゆっくり行動し、樹木にぶら下がり、隣の木に手が届くまで、木を揺すって移動します。

雄は雌よりも広い行動範囲を持ち、時おり大きな叫び声を上げます。雌は10歳程度で成熟し、平均6~9年に一回、1頭の子どもを生みます。妊娠期間は約9ヵ月。子どもは3歳ぐらいで離乳、7~10歳で独立します。寿命は35年ぐらいと考えられています。

 

食べ物

マンゴーやドリアンなどの果実きで、ほかにも木の葉や皮、ときどきは鳥のたまごを食べることもあります。

 

こんな動物

ほとんどの時間を木の上でごしていて、葉やを使って、木の上にベッドまで作ります。とてもかしこくて、雨がると大きな葉をカサ代わりに使ったりもするそうです。

 

出産期間

スマトラでは平均9年、ボルネオでは平均6~7年に一回との報告があり、これはゴリラの4~5年、チンパンジーの6年よりも長くなっています。そのため、オランウータンの繁殖率はとても低いのです。一回に生む子どもの数は一頭で双子の記録は稀だそうです。メスは運がよければ4頭の子どもを育てますが、多くの場合は2頭しか育てられません。

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 わかりずらいですが,お腹に赤ちゃんがぶら下がってるのわかるかな??

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寿命

オランウータンの寿命は、野生下で35~40才くらいです。飼育下では、50才代まで生きることもあります。

 

オランウータンは人間に最も似ているの?

人間に最も近いのはオランウータンではなく、チンパンジーです。

チンパンジーと人間の共通祖先が別れたのは600万年前ですが、オランウータンと人間の共通祖先が別れたのは1500万年も前です。つまりチンパンジーはオランウータンよりも人間と近縁な関係なのです。わかりやすく例えるなら、人間とチンパンジーは同じアフリカで生まれ育った兄弟、オランウータンは遠いアジアで生まれた従兄弟、といえるそうです。

また、オランウータンと人間の似通った特徴といえば、メスの妊娠期間は約9ヶ月と長く、子どもは長い間母親に依存しなければならないことです。子どもの依存期間は、人間に次いで2番目に長いことが知られています。また、チンパンジーとは違い、発情中のメスの生殖器官の腫脹は見られません。 さらに、チンパンジー、ゴリラなどの他の大型類人猿は両手のこぶしを地面について移動しますが(これはナックル・ウォークと呼ばれます)、オランウータン は人間の幼児のように、手のひらをついて移動します。

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なにがオランウータンにとって脅威になっているの?

オランウータンにとって最も深刻な脅威は、生息地の消失です。彼らの住む熱帯雨林は材木や紙の原料のパルプとして伐採されています。また、ヤシ油のプランテーションや金鉱を開発するためにも、森林は伐採されます。
オランウータンはインドネシアとマレイシアの法律、さらに国際法によって保護されていますが、 不法な森林の伐採、農地・プランテーションの開発などは後を断ちません。森林火災も生息地減少のもう1つの原因となっています。
さらに、オランウータンの 子どもはペット売買のために捕らえられており、子どもを捕まえるために、まずは母親が殺され、しかも輸送される途中で多くの子どもは死んでしまいます。オラウータンの個体数は、過去100年の間に、およそ80%減少したとみられています。

 

最後に

私はブキッメラ・レイクタウンからボートに乗ってオランウータン保護島へ向かいオランウータンに会ってきました。ここはオランウータンの保護を目的としボルネオから連れてきて育てているそうです。

 

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ボート乗り場

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オランウータン保護島に行く途中の景色

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オランウータン保護島

テレビなどの情報で何となくは知っていたけど人ごとのように思っていて、足を運んだことで野生生物の危機ということが世界で起こっている事実を改めて知ることができ、人ごとではないんだと思うことができました。

危機を引き起こしているものは人間の欲だったりするのかな?など旅行中考えさせられました・・・

いろんな団体が野生生物の保護活動をしていますが、私にできることは何か?本当にわずかなことかもしれませんが自分のできることをしてきたいと思ったし、人間と野生生物が共生できるような世界であってほしいとも思いました。

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本当に最後まで読んでいただいた皆様に感謝します。

ありがとうございました。

記事を書いた人

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小柳 美代子

こんにちは。自由と自然を愛する事務の小柳です。
いつかは放浪の旅をしたいっ!です。

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